投資信託定点観測 2026年5月|評価額4,720万円、追加投資を上回る回復の月

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はじめに

こんにちは、【kanatoの資産構築研究所】のKanatoです。

今回は、2026年5月末時点の投資信託・ロボアド・確定拠出年金・ポイント運用の定点観測です。

前回の2026年4月版では、投資信託全体の残高と口座ごとの積み上がりを確認しました。5月はそこから約1カ月が経過し、全体としてはかなり強い回復になりました。

この記事では、評価額の増減と追加投資を分けて見ながら、どの口座・どのファンドが全体を押し上げたのかを整理します。

なお、ここで扱う評価額は、各口座・サービス上の概算評価額です。税金や売却時の手数料を控除した実売却額ではありません。あくまで私自身の資産管理用の定点観測として、参考程度に眺めてもらえればと思います。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 定点観測は、資産の増減だけを見て一喜一憂するためのものではありませんぞ。どの口座が育ち、どの資産が全体を動かしたのかを、毎月同じ目線で見直すための研究記録でしてな。

1. 今回の結論

2026年5月の投資信託関連資産は、全体として大きく回復しました。

  • 評価額合計は47,204,763円となり、前回比で+2,630,123円
  • 5月の追加投資394,619円を除いても、管理上は+2,235,504円の増加
  • 特定口座、FANG+、SOX、外国株式系、ロボアドが全体を押し上げた月

前回確認した2026年4月26日時点の44,574,640円から、評価額ベースで2,630,123円増えています。5月の追加投資は394,619円なので、追加投資を除いても2,235,504円の増加です。

項目金額・比率
2026年5月末 評価額合計47,204,763円
前回評価額44,574,640円
評価額の前回比+2,630,123円
評価額の前回比率+5.90%
5月の追加投資394,619円
追加投資を除いた前月比増減+2,235,504円
追加投資を除いた前月比率+4.97%
年初来増減+5,005,254円
年初来増減率+11.86%

※集計列は2026年5月30日です。本文では、月末時点の定点観測として「2026年5月末時点」と表現しています。
※「追加投資を除いた前月比率」は、追加投資後の管理上の比較額を分母にした概算です。計算上は、2,235,504円 ÷(44,574,640円+394,619円)で見ています。個別ファンドの時間加重リターンではありません。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から一点、指摘させてください。ここでいう「追加投資を除いた増減」は、評価額合計の差から当月の追加投資額を差し引いた管理用の概算です。個別ファンドの基準価額変動だけを厳密に分解したものではありません、事実として。

5月は、単に積立で残高が増えた月ではありません。相場回復による評価額の増加が、追加投資額を大きく上回りました。

投資信託の定点観測としては、かなり見やすい月です。何を買ったかよりも、すでに持っていたリスク資産がどれだけ戻したかを見る回になりました。

2. 5月末の全体像を一覧で見る

まずは、5月末時点の全体像を一覧で見ておきます。

この記事では、証券口座の投資信託だけでなく、確定拠出年金、ロボアド、ポイント運用も、長期運用枠としてまとめて確認しています。細かいファンド別の動きに入る前に、全体の配置を見ておくと、今月の変化がかなり追いやすくなります。

区分5月末評価額全体に占める割合
新NISA合計13,196,767円28.0%
旧NISA3,990,507円8.5%
NISA全体17,187,274円36.4%
特定口座13,443,316円28.5%
確定拠出年金5,540,335円11.7%
ロボアド10,596,080円22.4%
ポイント運用437,758円0.9%
合計47,204,763円100.0%

新NISAと旧NISAを合わせると、NISA全体は17,187,274円です。全体の36.4%を占めており、資産形成の中心にかなり近い位置まで来ています。

一方で、特定口座も13,443,316円あり、全体の28.5%です。新NISAが主役になりつつあるとはいえ、これまで積み上げてきた特定口座の影響もまだ大きい状態です。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! まずは細かい銘柄名よりも、全体でどこに資産が置かれているかを見るのが大切でしてな。地図を広げてから道筋を見ると、数字の意味がつかみやすくなるのですな。

3. 口座区分別に見る5月末の現在地

口座区分別に見ると、5月末時点では特定口座が最も大きく、次にロボアド、NISA成長投資枠が続きます。

口座区分5月末評価額前回比構成比5月追加投資
NISAつみたて投資枠3,965,926円+312,182円8.4%100,000円
NISA成長投資枠9,230,841円+421,864円19.6%50,000円
旧NISA3,990,507円+168,945円8.5%0円
特定13,443,316円+1,079,844円28.5%216,000円
確定拠出年金5,540,335円+278,119円11.7%22,750円
ロボアド10,596,080円+337,230円22.4%0円
ポイント437,758円+31,939円0.9%5,869円
合計47,204,763円+2,630,123円100.0%394,619円

一番目立つのは、特定口座の増加です。5月末の評価額は13,443,316円で、前回比は1,079,844円の増加でした。追加投資が216,000円あるとはいえ、それを上回る評価増がありました。

NISA成長投資枠も9,230,841円まで増えています。こちらは前回比421,864円の増加で、5月の追加投資は50,000円です。新NISAの成長投資枠は、今後も主力の置き場として見ていくことになりそうです。

ロボアドは追加投資なしで337,230円増えています。完全に放置している枠が相場回復で戻っているため、管理の手間に対する効果という意味では、今月はかなり良い見え方でした。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から補足を。特定口座の前回比には、追加投資216,000円も含まれています。それでも増加額は1,079,844円なので、見た目の増加は入金だけでは説明しきれません。ここは評価額の回復も大きく寄与したと見るのが自然です。

4. 今月動いた主なファンド・サービス

次に、評価額の増加が大きかったファンドやサービスを見ます。

ここでの前回比は、評価額ベースの差です。買付や拠出も含まれるため、純粋な運用益だけではありません。ただし、どの項目がポートフォリオ全体の見た目を動かしたかを把握するには十分使えます。

項目口座区分5月末評価額前回比
さわかみファンド特定4,227,341円+295,053円
iFreeNEXT FANG+インデックス特定1,848,604円+214,681円
DCダイワ外国株式インデックス確定拠出年金3,360,187円+187,857円
楽天・プラス・オールカントリーNISAつみたて投資枠2,015,366円+154,626円
ニッセイSOX指数インデックス米国半導体特定655,385円+147,885円
楽天・プラス・オールカントリーNISA成長投資枠2,575,268円+134,635円
Wealthnaviロボアド3,433,282円+133,981円

5月は、株式寄りの資産が分かりやすく戻った月でした。

さわかみファンドは評価額が4,227,341円となり、前回比で295,053円増えています。特定口座の中でも存在感が大きく、全体の押し上げ役になりました。

iFreeNEXT FANG+インデックスも強く、前回比214,681円の増加です。FANG+やSOXのようなテーマ性の強いファンドは、戻るときの勢いもあります。ただし、その分、下がるときの振れ幅も大きくなりやすいので、ここは来月以降も比率を見ておきたいところです。

DCダイワ外国株式インデックスは3,360,187円まで増え、前回比187,857円でした。確定拠出年金の中では、この外国株式部分が主な変動要因です。

一方で、マイナスだった項目もあります。

項目口座区分5月末評価額前回比
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)NISA成長投資枠461,878円-11,763円
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド特定129,208円-3,724円
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス特定131,803円-2,244円
グローイング・フロンティア株式ファンド特定73,749円-1,724円
iFreeNEXT インド株インデックスNISA成長投資枠40,101円-1,349円
三井住友・日本債券インデックス・ファンド確定拠出年金68,227円-749円

ただ、これらのマイナスは金額としては小さく、全体の上昇を打ち消すほどではありませんでした。

5月の全体像としては、米国株・先進国株・国内株の回復が強く、ゴールドや一部のインド株・フロンティア系は弱め、という整理でよさそうです。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 今月は上位の顔ぶれを見ると、リスク資産が戻るときの勢いがよく出ていますな。ただし、勢いのある資産ほど反対方向にも動きやすいものですぞ。増えた月こそ、比率の確認が研究所らしい見方でしてな。

5. 積立・追加投資の確認

5月の追加投資は、合計394,619円でした。

区分5月追加投資
NISAつみたて投資枠100,000円
NISA成長投資枠50,000円
旧NISA0円
特定216,000円
確定拠出年金22,750円
ロボアド0円
ポイント5,869円
合計394,619円

今月も、新NISAつみたて投資枠には10万円を入れています。NISA成長投資枠は5万円、特定口座は216,000円です。

特定口座への追加投資が大きい一方で、ロボアドには追加投資をしていません。それでもロボアド全体は前回比337,230円の増加でした。これは、運用枠ごとの値動きの違いを確認するうえで面白い点です。

ポイント運用は追加投資5,869円、評価額437,758円です。全体に占める割合は0.9%と小さいですが、少額のポイントも積み上げると無視できない金額になってきました。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! こうして見ると、積立の力と相場の回復が同じ表に並ぶのがよいところですな。入金した金額だけでなく、「すでに持っていた資産がどう動いたか」も一緒に確認できるのですな。

6. DC・ロボアド・ポイント運用の確認

確定拠出年金は、5月末時点で5,540,335円でした。前回比は278,119円の増加です。

内訳を見ると、DCダイワ外国株式インデックスが3,360,187円で、前回比187,857円の増加でした。外国株式部分が、DC全体の上昇をかなり支えています。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドも1,199,798円まで増え、前回比82,536円でした。一方で、三井住友・日本債券インデックス・ファンドは68,227円で、前回比749円のマイナスです。

DCは自分で頻繁に売買する枠ではありませんが、株式・債券のバランスを見るには良い確認材料になります。5月は株式側が明確に強く、債券側は控えめでした。

ロボアドは合計10,596,080円で、前回比337,230円の増加です。追加投資はしていないため、今月はほぼ評価額の回復として見てよさそうです。

ロボアドの主な評価額は次の通りです。

サービス5月末評価額前回比
Wealthnavi3,433,282円+133,981円
THEO1,890,718円+31,566円
ROBO PRO1,685,369円+29,174円
楽ラップ1,683,952円+64,997円
ON COMPASS1,238,847円+57,251円

ロボアドは、個別ファンドの選定というよりも、放置枠としての全体推移を見ています。5月のように広くリスク資産が戻る月は、管理の手間をかけずに残高が増える形になります。

アルセド監査官
アルセド監査官

補足いたします。ロボアドは追加投資が0円なので、前回比の増加は評価額変動として読みやすい項目です。一方、NISAや特定口座は買付も含まれるため、同じ「前回比」でも意味が少し違います。比較するときは、入金の有無を分けて見る必要があります。

7. 来月の確認ポイント

来月に向けて、見ておきたい点をチェック表にしておきます。

確認項目見る理由来月チェックすること
特定口座の比率全体の28.5%と影響が大きい新NISAへの移行候補がないか確認
FANG+・SOX上昇も下落も大きくなりやすいテーマ型ファンドの比率が膨らみすぎていないか確認
新NISAコア資産長期積立の中心になりつつあるオルカン・S&P500の積立継続状況を確認
ゴールド・インド株・フロンティア系5月は小幅マイナスが残った分散先として持つ意味を再確認
追加投資を除いた増減入金ではなく相場要因を見やすい入金による増加と評価額変動を分けて見る

特に、特定口座とテーマ型ファンドの比率は継続して見ておきたいところです。5月は強く戻りましたが、評価額が増えた資産ほど、自然にポートフォリオ内の存在感も大きくなります。

また、追加投資を除いた増減は、来月以降も必ず確認したい項目です。5月は追加投資394,619円に対して、追加投資を除いた増加が2,235,504円でした。こういう月は気分がよくなりやすいですが、同じだけ逆に動く可能性もあります。

アルセド監査官
アルセド監査官

一点、指摘させてください。評価額が増えた月は、リスク許容量まで大きくなったように感じやすいです。しかし、実際に増えたのはあくまで評価額です。来月以降も同じ方向に動く保証はありません。

増えた月ほど、リスクを忘れないようにしたいです。

おわりに

2026年5月の投資信託定点観測は、全体としてかなり良い結果でした。

評価額合計は47,204,763円。前回比では2,630,123円の増加です。追加投資394,619円を除いても、2,235,504円増えています。

もちろん、これは確定利益ではありません。評価額が増えたというだけで、売却すれば税金もかかりますし、来月に同じ方向へ動く保証もありません。

ただ、定点観測として見るなら、5月は「積立で増えた月」ではなく、「持っていたリスク資産がしっかり戻った月」でした。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 今月の研究結果は、長期運用の面白さがよく出ていますな。積み立てる、持ち続ける、そして毎月同じ形で確認する。この繰り返しが、資産構築の土台になっていくのですぞ。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から補足を。良い月だったからこそ、数字の見方は冷静に保つ必要があります。評価額、追加投資、構成比を分けて見る。この基本を崩さないことが、次の確認にもつながります。

次回も同じ基準で、評価額・追加投資・口座別の構成比を確認していきます。

それでは、良い資産構築ライフを!

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