【米国株定点観測】配当が前月の5.5倍に|2026年5月の受取配当と評価額

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はじめに

こんにちは、kanatoです。毎月恒例の「米国株定点観測」、第2回となる今回は2026年5月の状況をお届けします。

5月の主役は、なんといっても配当金でした。受け取った配当は税引後で約3万円。前月(4月)の約5,500円から、一気に5倍以上にふくらんでいます。「同じポートフォリオなのに、月によってここまで違うのか」と、自分でも数字を見て驚いたほどです。

この記事では、5月末時点のポートフォリオ評価額、配当の受取実績、そして前回挙げた「次回検討銘柄」のその後を、データをもとに淡々と振り返っていきます。それでは見ていきましょう。

1. 2026年5月のポートフォリオ現況

まずは全体像から。2026年5月30日時点の米国株ポートフォリオは、概算評価額で約1,280万円となりました。

項目数値(2026/5/30時点)
米国株PF 概算評価額(現金・MMF含む)約 12,801,046円
前月比(4/26比)+423,680円(+3.42%)
評価損益(概算・グロス)+6,419,689円
為替レート(USD/JPY)159.04円
フクロウ博士
フクロウ博士

前月から約42万円のプラスじゃな。ただし、この増加は「株価の上昇」だけで生まれたものではない。為替が円安方向に動けば、ドル建て資産の円換算額はそれだけでふくらむ。中身を分けて見るクセをつけたいところじゃ。

アルセド監査官
アルセド監査官

補足します。表の「概算評価額」はあくまで参考値であり、実際に売却して手元に残る金額とは一致しません。評価損益も手数料・税を引く前のグロス値です。「含み益=確定した利益」ではない――この区別は、事実として常に押さえておくべきです。

保有銘柄の上位は、次のとおりです(評価額順・概算)。

銘柄株数概算評価額評価損益
XOM(エクソン・モービル)882,032,990円+1,546,966円
IBM(アイビーエム)411,941,847円+1,353,292円
MO(アルトリア)1171,294,723円+718,849円
KO(コカ・コーラ)951,193,747円+631,347円
JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)311,110,931円+600,702円
MMM(スリーエム)441,071,567円+273,099円

※ このほかVZ・MCD・PG・AWR・ABBVなどを含む全21銘柄を保有。株式の概算評価額合計は約1,278万円(総額との差額は現金・外貨MMF)。

2. 5月の配当受取実績――前月の約5.5倍

ここが今月いちばんお伝えしたいところです。2026年5月に受け取った配当金は、税引後で合計30,447円。前月(4月)の5,514円から、約5.5倍に増えました。

受渡日銘柄株数税引後受取額
5/01MO(アルトリア)11714,179円
5/07VZ(ベライゾン)1229,667円
5/07BMY(ブリストル・マイヤーズ)5355円
5/07T(AT&T)13405円
5/13ITUB(イタウ・ウニバンコ)5021円
5/14BBD(バンコ・ブラデスコ)117570円
5/18PG(プロクター・アンド・ギャンブル)364,430円
5/18ABBV(アッヴィ)4784円
5/19BBD(バンコ・ブラデスコ)11736円
合計9件30,447円
フクロウ博士
フクロウ博士

なぜ5月だけ急に増えたのか――答えは「配当の支払い月」にある。米国の連続増配銘柄は、3月・6月・9月・12月に支払う企業と、その間の月に支払う企業に分かれておる。今月はMO、VZ、PG、ABBVといった金額の大きい銘柄の支払いが重なった。配当は毎月一定ではなく、年間で見て初めて実力が分かるものなのじゃ。

アルセド監査官
アルセド監査官

数字の前提を確認します。この合計はすべて税引後・円換算です。米国株の配当には現地源泉税10%、さらに国内で20.315%がかかります。たとえばMOの税引前は約124.02ドルでしたが、二段階の課税を経て手元には約88.95ドル=14,179円が残りました。「もらえる額」と「払われた額」は別物として読む必要があります。

3. 前回「次回検討リスト」の答え合わせ

このシリーズでは、前回の記事で挙げた検討銘柄が「その後どうなったか」を毎回ふり返ることにしています。

Realty Income(O)はどうなった?

前回(2026年4月)の記事では、月次配当・利回り約5%・31年超の連続増配で知られるRealty Income(ティッカー:O)を「次回以降の検討候補」として挙げていました。

結論からいうと、5月は購入を見送りました。ただし関心が薄れたわけではなく、購入意欲はむしろ高まっています。6月には、このOを含めて1〜2銘柄を新規に組み入れることを検討しているところです。

アルセド監査官
アルセド監査官

念のため申し添えます。ここでお伝えしているのは私たちの保有方針であって、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。月次配当銘柄は「毎月入金がある」という心理的なメリットがある一方、利回りの高さは相応のリスクと表裏一体です。検討材料として受け取っていただければと思います。

なお、5月に手動での買い付けは行っていません。期中にAT&T(T)が13→14株、ブリストル・マイヤーズ(BMY)が5→6株に増えていますが、これは配当金の再投資によるもので、新規の判断による購入ではありません。

4. 今月の気づき

5月をふり返って、定点観測ならではの気づきが2つありました。

ひとつは、配当の「季節性」です。月単位の入金額だけを見ると一喜一憂しがちですが、年間で均(なら)してみれば、その月が多かった・少なかったという話に過ぎません。大事なのは「年間でいくら受け取れるか」と「その配当が増え続けているか」です。

もうひとつは、為替の存在感です。今月の評価額プラスのうち、どこまでが株価の上昇で、どこまでが円安によるものか。ドル建てで見ると印象が変わる場面もあります。円換算の数字だけを追いかけると、ポートフォリオの実力を見誤ることがある、と改めて感じました。

フクロウ博士
フクロウ博士

定点観測の値打ちは、毎月の点を線にできることじゃ。今月の3万円は、来月には数千円に戻るかもしれん。それでも記録を続ければ、配当が年々太くなっていく様子が見えてくる。あわてず、淡々と。それが資産構築の王道じゃよ。

おわりに

2026年5月の米国株定点観測は、「配当の季節性」を実感する月になりました。受取配当は税引後で30,447円と前月の約5.5倍。ポートフォリオの概算評価額は約1,280万円で、前月から+42万円となりました。

来月6月は、3月・9月・12月と並ぶ配当の多い月です。あわせて、検討中のRealty Income(O)などの新規組み入れがあるかどうかも、次回お伝えできればと思います。数字はその都度きちんと記録し、淡々と積み上げていきます。

それでは、良い資産構築ライフを!

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