投資配分の検討
今回は各アセットクラスに対する組入れ割合をご紹介します.
結論からですが,今回は以下の表のように投資する予定です.
アセットクラス | 組入れ割合 | ||
大分類 | 小分類 | ||
短期金融商品 日本債券 |
MRF | 20% | 20% |
外国債券 | 先進国債券 | 20% | 8% |
新興国債券 | 8% | ||
米国(HY債) | 4% | ||
日本株式 | 日本 | 5% | 5% |
外国株式 | 先進国 | 35% | 10% |
新興国 | 10% | ||
米国(小型) | 5% | ||
フロンティア | 10% | ||
その他 | 国内REIT | 20% | 5% |
海外REIT | 5% | ||
金 | 10% |
配分の理由について
上記のように配分した理由をご紹介します.
1.世界的な○○ショックといった場合に対応するため,余裕資金として,全体の20%を短期金融資産として確保します.
2.金に10%を振り分けます.加えて,マイナス金利導入で注目されているREITに10%程度を配分し,オルタナティブ資産(その他)の合計で,全体の20%を振り分けます.
3.残りの60%について,損失リスクよりリターンを期待して,株式40%,債券20%の割合とします.長期的な投資により,損失リスクは平準化できると考えています.
4.株式について日本株式を少なめの5%とし,残りの35%をそのほかの株式で振り分けます.単純に先進国,新興国,フロンティアに10%ずつ割り振りました.フロンティアは少し割り振り過ぎのような気はしますが,長期的に見ると成長していくと考えて,均等割りにしています.そして,残り5%を米国小型株に割り振りました.
5.債券については先進国と新興国は同配分,そして米国(HY債)はこれらの半分程度を考えて,8%,8%,4%をそれぞれ割り振ることにしました.
以上,感覚的な部分もありますが,これで運用してみて順次調整をかけていきたいと思います.
今回のまとめ
今回は各アセットクラスの投資配分について,ご紹介しました.
これで,投資の準備のほとんどが整ったことになります.
あとは証券会社の口座に入金して,それぞれの銘柄に発注をかけるだけでスタートできます.
次回は実際の発注結果をご紹介したいと思います.