
はじめに
こんにちは、【kanatoの資産構築研究所】のKanatoです。
4月は日本株市場にとって歴史的な節目となった月です。4月23日、日経平均株価が取引時間中として史上初めて6万円の大台を突破。27日にはついに終値でも史上初の6万円台を達成し、60,537円36銭で引けました。2025年10月27日に終値で初めて5万円台に乗せてから半年で1万円上昇したことになり、日経平均史上最速の大台替わりとして記録に残ります。ただし翌28日は日銀の早期利上げ観測が浮上し反落、6万円を割り込む展開となっており、高値圏での攻防が続いています。
米国株式市場ではS&P500・ナスダックがいずれも最高値を更新し、AI・半導体関連を中心にグローバルな株高基調が継続しました。為替は3月末の160.32円から159円台前半〜後半のレンジへとやや円高方向に推移し、4月28日の終値は159.61円でした。絶対水準では依然として円安域にあり、外貨資産の評価額を下支えしています。暗号資産は中東情勢の緊張を受けてリスクオフ圧力がかかる場面もありましたが、3月からの回復基調は維持されました。
4月を振り返るキーワードは「仕込みと積み上げ」です。米国株・日本株への追加購入、クラウドファンディングへの資金投入、ウィスキー原酒の新規取得まで、複数のアセットクラスへ手を入れながら、ステーキング報酬やカードキャッシュバックといった受動的インカムも着実に積み上がった月でした。今月の記録をご報告します。
1. 資産推移ファクトチェック

今月のデータは2026年4月26日時点で集計しています。月末日(4/30)時点ではありませんが、月中の主要な動きは含まれています。
純資産(管理内)は3月末の118,829,602円から125,116,888円へ、前月比+6,287,286円(+5.29%)の回復となりました。年金・ポイントを含む参考込みの純資産は153,042,929円で、前月比+6,705,743円(+4.58%)。年初来では参考込みで+612,813円(+0.40%)と、プラス圏を維持しています。
今月の回復を牽引したのは暗号資産を中心とする高ボラティリティ資産クラスです。3月末の29,309,939円から33,684,955円へと+4,375,016円増加しました。株式リスク資産も+1,791,099円と着実に積み上がっています。
アセットアロケーションの状況(管理内129,066,311円ベース)は以下のとおりです。
| 資産クラス | 残高 | 構成比 | 目標比 | 差分 |
|---|---|---|---|---|
| 安全資産 | 20,335,172円 | 15.8% | 10.0% | +5.8% |
| 株式リスク資産 | 55,203,208円 | 42.8% | 40.0% | +2.8% |
| 高ボラティリティ | 33,684,955円 | 26.1% | 15.0% | +11.1% ⚠ |
| 実物・価値保存 | 11,638,138円 | 9.0% | 10.0% | -1.0% |
| 債券リスク資産 | 3,767,755円 | 2.9% | 10.0% | -7.1% |
| インカム型オルタナ | 3,003,080円 | 2.3% | 10.0% | -7.7% |
| 不動産リスク資産 | 1,434,003円 | 1.1% | 5.0% | -3.9% |
高ボラティリティが26.1%と目標比+11.1%超過の状態は3月から継続しています。暗号資産の評価額回復がそのまま反映されている形で、現時点では売却・リバランスは予定していません。引き続き自然な比率収束を待つ方針です。
負債合計は3,949,423円(前月3,264,570円→+684,853円)。内訳はクレジットカード利用残高1,619,423円と身内借入金2,330,000円です。クレカ残高の増加については監査官の補足をご参照ください。

補足いたします。クレジットカード利用残高が前月の934,570円から1,619,423円へ増加していますが、翌日(4/27)に約90万円の引き落としが予定されており、その後は例月並みの水準に戻る見込みです。今月の増加要因は、娘さんの自動車学校代(約30万円)・定期券代(約10万円)・スマートフォン購入(約8万円)といった特別支出に加え、Binance Japan CardへのBNBキャッシュバック目的の決済シフトにより、これまでV NEOBANKデビット経由で計上されていた分がクレカ利用残高に新たに加わったことが挙げられます。構造変化を含む一時的な膨張であり、過剰支出とは別の事象として把握しています、事実として。
2. 株式購入——米国株・日本株、配当狙いの追加仕込み
3月末から4月初旬にかけて、米国株・日本株ともに複数銘柄を追加購入しました。
米国株では4銘柄を選択しています。プロクター&ギャンブル(PG)とコカ・コーラ(KO)は、それぞれ数十年以上にわたる連続増配の実績を持つ生活必需品の代表銘柄。ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)は高水準の配当利回りが続くヘルスケア銘柄として、ポートフォリオにインカム面での厚みをもたらします。イタウ・ウニバンコ(ITUB)はブラジルの大手金融機関で、新興国への地域分散という観点からの追加です。
日本株では三菱HCキャピタル(8593)を12株追加購入し、100株の単元達成を果たしました。三井住友フィナンシャルグループ(8316)も指値での購入が成立しています。いずれも連続増配の傾向にある高配当銘柄で、長期にわたる配当受取を前提とした選択です。
購入タイミングの為替環境は1ドル=160円前後の円安水準でした。外貨資産の追加は円安時に割高となりますが、配当を長期で受け取り続けることを目的とした購入のため、購入時の為替レートよりも銘柄の業績・配当継続性を重視した判断です。なお、米国株の配当金はドルでの受け取りのため、為替リスクはそのままに外貨資産にシフトした格好です。

ホー、kanato理事長!配当とは、企業の稼ぎが直接手元に届く、まこと素直な仕組みですぞ。株価が日々上下しようとも、配当という小さな恵みは着実に積み重なっていきますな。米国の生活必需品株も、日本の金融・リース株も、それぞれの市場で長年にわたって株主に報いてきた実績がある。為替の一喜一憂よりも、受け取り続けることそのものに価値があるのですぞ!
3. AGクラウドファンディング#171——資金を眠らせない意思決定
4月、AGクラウドファンディングの新規案件「不動産担保ローンファンド#171」に投資しました。東京都江東区の土地建物2棟を担保とした案件です。
今回の投資の出発点は、前回投資した#165(虎ノ門エリアの案件)の不成立でした。#165の詳細はこちらの記事をご参照ください。

#165の不成立により返還された100,000円を、そのまま次の案件である#171に充てました。資金を出口のないまま待機させるのではなく、条件を確認した上で素早く次の投資先を選択するという意思決定です。いわば「資金を眠らせない」という方針の実践になります。
#171の条件は、予定分配率年換算10.00%・運用期間12ヶ月・四半期分配・先着順募集(成立済み)。投資額は100,000円で、不動産担保ローン型の構造をとっています。

補足いたします。#171の予定分配率10.00%は税引前のグロス利回りです。税引後(税率20.315%)のネット利回りは約7.97%となります。また「予定」という表記のとおり、実際の分配は運用状況によって変動する可能性があります。不動産担保付きのローンファンドですが、元本が保証されているわけではありません。四半期分配という設計は、待機資金の回転が比較的早く、再投資機会を得やすい点が特徴です、事実として。
4. 生活・運用エピソード
クレカデッキ最適化・完了報告
3月25日に三菱UFJカードへの積立切り替えが完了し、クレカデッキ最適化フェーズが一段落しました。各決済シーンに対する「最強ルート」の確定という意味では、ひとつの節目を迎えています。今後は新サービスの登場や条件変更が生じた際に都度アップデートしていく運用とします。
暗号資産インカム:ステーキング+キャッシュバック
Zaifのステーキングサービスにより、3月分の報酬を4月15日22時19分に受け取りました。ETH +0.01239639(受取後保有数:7.80229399 ETH)、XYM +0.078915(受取後保有数:43.581407 XYM)。保有しているだけで少量ずつ積み上がっていく、典型的な受動的インカムです。
Binance Japan Card(BJC)のBNBキャッシュバックも4月9日に入金がありました。+0.05368198 BNBをカード利用の実績として受け取っています。こちらもカード利用の都度、自動的に暗号資産として積み上がる仕組みです。
WID Borders 2023 Q1 プレオーダー成約
4月16日21時13分、WhiskyInvestDirect(WID)のBordersプレオーダーが成約しました。Borders Malt・Refill bourbon・2023 Q1、25LPAのウイスキー原酒(スピリッツ)の所有権を£126.89(単価£5.05+手数料£0.64)で取得しています。
これまでのBorders保有分はすべてFirst fill bourbonでしたが、今回は初めてRefill bourbonを試験的に取得しました。Refill bourbonはFirst fill bourbonと比較して樽からの風味移行が穏やかで、市場評価がどう異なるかは次のBulk Trade Bidでの値付けで確認できる見込みです。少量での「実験的な取得」として位置づけています。
トレカポートフォリオ参考欄
先日公開したトレカ割引率分析記事でお伝えしたとおり、トレカポートフォリオを参考情報として記録します。
DMMマイカ参考評価額(2026年4月23日時点):408,533円・561枚・6ジャンル。内訳はポケモン369,783円(309枚)が全体の約90%を占め、遊戯王32,640円・ワンピース4,350円・デュエマ970円・RUSH700円・MTG90円と続きます。
トレカの純資産への正式計上は行いません。取得コストの按分困難・価格変動の大きさ・参考価格と実売価格の乖離を踏まえ、保守的目安として参考評価額×60%=約245,000円での管理としています。引き続き月次レポートで「参考欄」として別枠でご報告します。
5. 来月の展望
5月は確認したいことが複数あります。EA自動売買については、4月14日の再起動から約1ヶ月が経過するタイミングでMonth1レポートを5月9日に公開予定です。XM・TitanFX Blade・Axiory Nanoの3口座それぞれの損益と動作状況を振り返ります。
クラウドファンディングの投資状況レポートも5月1日公開を予定しています。#171を含む現在参加中のファンド全体を整理します。
高ボラティリティ比率は目標15%に対して26.1%と依然超過が続いています。暗号資産価格の動向次第では自然な収束も期待できますが、引き続き観察を続けます。WID Borders Refill bourbonが次のBulk Trade Bidでどのように評価されるかも、注目しているポイントのひとつです。
おわりに
4月は「日経平均が初めて6万円台に乗った月」として記憶に残りそうです。自分のポートフォリオとしても、株式・クラウドファンディング・ウィスキー原酒・暗号資産インカムと複数の動きが重なり、記録しがいのある月になりました。
純資産ベースで前月比+628万円の回復は、暗号資産の伸びが大きいことは事実ですが、それだけが急伸したというより、複数クラスが並行して回復・積み上げを行った結果だと捉えています。分散した資産が少しずつ動いている様子を月次で確認できる——これが月次レポートを続ける意義のひとつだと思います。
ゴールデンウィーク中もブログは継続したいと思っています。REIT・保険・債券・暗号資産の基礎記事など、資産構築の状況や皆様に役立つ記事を順次公開していきますので、引き続きよろしくお願いします。
それでは、良い資産構築ライフを!


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