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V NEOBANK 1.5%還元終了へ|11月以降の代替ルートを比較

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はじめに

こんにちは、【kanatoの資産構築研究所】のKanatoです。

現在1.5%還元のV NEOBANKデビット+(Mastercard)は、2026年11月から通常のポイント還元率が1.25%へ下がります。さらに、電子マネーやコード決済、交通系IC、自治体PAYなどを含む「他社決済サービスへのチャージ(入金)」がポイント付与対象外になります。

第一生命NEOBANK、カテエネBANK、Point+には、2026年8月8日時点で同じ包括的なチャージ除外が確認できていません。ただし、「代替ルート確定」とは扱えません。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長!次の高還元先を急いで決めるより、条件がどこまで公式に確認できるかを見たいところですな。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から一点。チャージできることと、カード発行側でポイントが付くことは別の判定です。

本記事では、2026年8月8日時点の公式情報を基準に、確定した改定と現時点の代替候補を分けて整理します。

決済ルート分岐を検証するフクロウ博士とアルセド監査官(V NEOBANK改定・代替ルート比較)

1. V NEOBANKデビット+は2026年11月から何が変わる?

今回の改定は、チャージだけでなく通常利用にも影響します。

1-1. 通常還元率は1.5%から1.25%へ

月額合計1,000円以上の利用で1.5%だったV NEOBANKデビット+の通常還元率は、2026年11月1日以降に到着する売上確定データから1.25%へ変更されます。

1-2. 他社決済サービスへのチャージはポイント対象外に

公式発表では、電子マネー、コード決済、タッチ決済、交通系IC、自治体PAYなどを含む「他社決済サービスへのチャージ(入金)」をポイント付与対象外としています。

重要なのは、チャージ機能そのものが停止すると発表されたわけではないことです。カード登録や入金ができても、V NEOBANK側のポイントは付かない、という変更です。

1-3. 公共料金・税金・鉄道・医療なども対象外へ

鉄道、公共料金、税金・年金・国保など、病院・診療所、非営利団体への会費・寄付などもポイント付与対象外になります。

利用先改定前2026年11月以降
通常のデビット利用1.5%1.25%
他社決済サービスへのチャージ1.5%0%
鉄道・公共料金・税金等・病院等1.5%0%

ここで押さえておきたいのは、V NEOBANKが「ポイント付与対象外」=0%としている点です。後述する3候補は、同じカテゴリを0.3%として残しています。

1-4. 判定は「利用日」ではなく売上確定データ

新条件は2026年11月1日以降に到着する売上確定データから適用されます。10月中の利用でも、売上確定データの到着が11月以降なら新条件になる可能性があります。

1-5. 改定はデビットカードだけではない

同じお知らせでは、V NEOBANKのポイントプログラムのうちデビットカード以外も見直されています。円普通預金の残高特典(月末残高10万円以上などの条件で50ポイント)は「ポイントが貯まるメニュー」から削除され、他行からの被振込特典は1件20ポイント(上限500ポイント)から1件10ポイント(上限250ポイント)へ縮小されます。円普通預金の変更は2026年11月末の残高から、被振込は2026年11月1日入金分から適用されます。

V NEOBANKを口座ごと使っている場合、影響はデビット還元だけにとどまらない点に注意が必要です。

2. なぜ「チャージ還元0%」の影響が大きいのか

V NEOBANKは、別の決済サービスへ資金を移す「入口」として使われることがありました。

V NEOBANKデビット+ → 対応する決済サービス → 最終的な支払い

今回の改定では、この入口部分の1.5%がチャージ取引では0%になります。

決済ルートを確認するときは、①カード登録できるか、②実際にチャージできるか、③発行側でポイントが付くか、の3段階を分ける必要があります。

ANA Payは、3Dセキュア2.0対応のVisa、JCB、Mastercard、Diners Clubのクレジットカード・デビットカードに対応しています。本人確認済みの場合、上限は1回1,000円〜10万円、1日10万円、1カ月30万円です。この1カ月30万円は、クレジットカード・銀行口座・セブン銀行ATM・Apple Pay・ギフトコード・マイルを合わせたチャージ合計額の上限なので、入口のカードを変えても月に流せる金額の上限は変わりません。ただし、ANA Pay側で使えることと、発行銀行側のポイント対象であることは別です。

決済ルート全体の考え方は、キャッシュレス決済の高還元ルート完全ガイド2026にまとめています。2026年後半に相次いだ改定の全体像は【2026年後半】キャッシュレス改悪ラッシュまとめを参照してください。

3. V NEOBANKの代替候補3つを比較

2026年8月8日時点で今回確認した公式商品ページ・ポイント案内では、第一生命NEOBANKデビットPremium、カテエネBANKデビット、Point+に、V NEOBANKの11月改定と同じく電子マネー・コード決済などへのチャージを包括的にポイント対象外とする記載は確認できませんでした。

候補現行還元貯まるポイント主な条件現時点の位置づけ
第一生命NEOBANKデビットPremium1.5%(一部利用先0.3%)第一生命NEOBANKポイント(500pt以上100pt単位で現金交換・1pt=1円相当)大きな残高条件なし条件がシンプル
カテエネBANK1.0〜2.0%(一部利用先0.3%)カテエネポイント(中部電力ミライズ)前月末の円預金200万円以上で2.0%待機資金がある人向け
Point+1.25〜2.0%(一部利用先0.3%)スマプロポイント(現金・JALマイルへ交換可/上乗せ分は限定ポイント)スマプロランク(残高、または給与受取+口座振替)給与受取と口座振替をまとめられる人向け

もうひとつ、否定形ではない違いがあります。V NEOBANKは11月から鉄道・公共料金・税金・病院などをポイント付与対象外(0%)にしますが、3候補はいずれも同じカテゴリを0.3%として残しています。「包括的なチャージ除外が見当たらない」という消極的な確認だけでなく、公式に書かれている下限の置き方そのものが違う、というのが現時点の状況です。

ただし、包括除外が見当たらない=ANA Pay等へのチャージで基本還元が確定ではありません。

還元率が同じでも、受け取るポイントの種類によって使い道は変わります。この点は本記事の最後のコラムでも触れます。

3-1. 第一生命NEOBANKデビットPremium

2026年8月8日時点の基本還元率は1.5%です。月間で売上確定データが到着した利用額の合計が1,000円以上の場合に、1,000円ごとに15ポイントが貯まります。ポイントは1取引ごとに算定した値を月間で合計し、その合計の小数点以下を切り捨てる方式です。切り捨ては月に1回なので、少額決済が多くても取りこぼしは月あたり1ポイント未満にとどまります(計算方式そのものの違いはクレカのポイント計算方式の比較で扱っています)。通常ポイントは500ポイント以上から100ポイント単位で現金交換できます。

対象外取引に該当する場合の還元率は0.3%です。この対象外リストは、同じ銀行のPoint+向けリストやカテエネBANKの規約と項目構成が同一で、違いは冒頭が「鉄道/チャージ(乗車券/特急券/定期券など)」か「鉄道(乗車券/特急券/定期券など)」かだけ、という表記ゆれの水準です。カッコ書きが乗車券・特急券・定期券なので交通系のチャージを指すと読むのが自然ですが、3候補のうち表記上「チャージ」の語に触れているのは第一生命NEOBANKだけ、という点は記録しておきます。

大きな残高条件を増やしたくない人には比較しやすい候補です。ただし、ANA Payへのチャージが1.5%になることを発行側が公式保証している、とまでは確認できません。

3-2. カテエネBANK

前月末の円普通預金+SBIハイブリッド預金に応じ、100万円未満1.0%、100万円以上200万円未満1.5%、200万円以上2.0%です。鉄道・公共料金・税金・病院などの一部利用先は0.3%になります。

貯まるのは中部電力ミライズのカテエネポイントです。使い道は電気料金の支払い(1ポイント1円)、金券・他社ポイントへの交換、寄付などですが、規約上、電気契約をカテエネに登録していない会員やカテエネBANKだけを使う会員は、電気料金支払い以外の交換先にしか使えません。中部電力ミライズの電気を使っていない人が2.0%だけを目的に選ぶ場合、いちばん大きな出口が閉じている点は先に確認しておきたいところです。

最大2.0%は魅力ですが、そのためだけに200万円を移すのではなく、待機資金の置き場所としても合理的かを考える必要があります。

二次情報ではANA Payへのチャージでポイントが付いたという紹介がありますが、将来の2.0%付与を保証する一次情報ではありません。

3-3. デビットカード Point+

基本1.25%で、ゴールド1.50%、VIP1.75%、プラチナVIP2.00%です。鉄道・公共料金・税金・病院などの一部利用先は0.3%です。残高条件の代表例は100万円でゴールド、500万円でVIP、1,000万円でプラチナVIPです。

ただし、スマプロランクは残高だけで決まるわけではありません。公式のランク獲得条件は「円普通預金+ハイブリッド預金の残高合計」または「①給与・賞与・年金いずれかの受取/②口座振替引落件数が1件以上」の達成数で判定され、この2条件を両方満たせば残高がなくてもゴールド(1.50%)に届きます。1つだけならシルバーですが、Point+の還元率は1.25%のままで、上乗せが付くのはゴールドからです。VIPは残高500万円以上またはミライノカード(PLATINUM/GOLD)の契約、プラチナVIPは残高1,000万円以上が条件です。

基本還元を超える上乗せ分は限定ポイントで、毎月10,000ポイント上限です。有効期限は公式の「スマプロランク」ページで付与日から3カ月と案内されていますが、ポイント案内ページでは「付与されたポイントにより異なる」とされているため、実際の期限はアプリの有効期限一覧で確認するのが確実です。限定ポイントはデビットカードでの支払いにのみ使え、現金やJALマイルへは交換できません(基本還元分の通常ポイントは交換できます)。

すでにスマプロ高ランクを自然に満たす人には候補になりますが、還元率のためだけに預金を増やすかは別に考えたいところです。

アルセド監査官
アルセド監査官

現時点で包括的なチャージ除外が見当たらないことと、2026年11月以降も同じ還元が続くことは同義ではありません。ここは未確定です、事実として。

4. 条件別に選ぶならどれ?

ランキングではなく、自分がすでに満たしている条件で考えると整理しやすくなります。

条件比較候補
大きな預金条件を増やしたくない第一生命NEOBANK
200万円以上の待機資金を置く予定がある(中部電力ミライズの電気契約があると出口が広い)カテエネBANK
すでにスマプロ高ランク、または給与受取+口座振替をまとめられるPoint+
ANA Payチャージへの加算条件が公式に明示されていることを重視ANAダイナース

ANAダイナースは、2026年4月1日利用分からANA Payチャージがリワードポイント加算対象になっています。ANAダイナースカードでは、ANA Payチャージで200円につき1リワードポイント、1,000円につき6 ANAマイル、ANA Payでの支払いでは200円につき1マイルで、公式は合計1,000円あたり16マイル相当と表示しています。ただし本会員の年会費は33,000円(税込)で、年会費無料のデビットカードとは前提が異なります。

「対象外と書かれていない」のか、「対象として公式に案内されている」のかは、ルートの確度を考えるうえで違いがあります。ANA Payを入口に残したい人は、還元率だけでなく、この公式上の明確さも比較軸になります。

5. 楽天キャッシュが目的なら「入口」だけ変えても解決しない

楽天Edyから楽天キャッシュへの月間チャージ上限は、2026年8月1日から10万円→1万円へ縮小されました。

そのため、

第一生命NEOBANKなど → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ

と入口を変えても、Edy→楽天キャッシュ部分は月1万円までです。

V NEOBANKの代替を探す「入口」の問題と、楽天キャッシュまで運ぶ「出口」の問題は分けて考える必要があります。楽天キャッシュ側の改定内容と代替ルートの検証は、楽天キャッシュ改悪速報|Edy→キャッシュ上限10万円→1万円で個別に整理しています。

6. 2026年11月までにどう動けばよい?

現時点では、還元率だけを見て大きな資金移動をするより、段階的に確認する方が現実的です。

  1. 自分の既存条件で候補を絞る 第一生命NEOBANK、カテエネBANK、Point+のうち、無理なく条件を満たせるものを見る。
  2. 使う場合は少額で確認する カード登録、チャージ可否、売上の扱いに加えて、ポイント明細にどう反映されたかまで見る。
  3. 2026年10月に公式規約を再確認する 商品ページだけでなく、ポイント対象外取引やキャンペーン条件の注記まで見て、V NEOBANK型のチャージ除外が他サービスへ追加されていないかを確認する。今回の改定告知は本店の「お知らせ」年次索引に載っておらず、提携支店の告知は索引だけでは追えないため、各支店のページを直接見る必要があります。
  4. 11月以降の実績を確認して本移行する 8月時点で完全な後継ルートと決め打ちしない。

移行先を一つに決める必要もありません。日常決済用、チャージ用、待機資金の置き場所という役割を分けると、還元率だけに引っ張られにくくなります。

7. 同じ発行銀行に依存するリスクも忘れない

第一生命NEOBANKデビットPremium、カテエネBANKデビット、デビットカードPoint+はいずれもドコモSMTBネット銀行(2026年8月3日に住信SBIネット銀行から商号変更)が発行するデビットカードです。今回改定されるV NEOBANKも、同じ銀行のVポイント支店が提供しています。

3候補あるからといって、制度変更リスクが3つの独立した発行会社へ分散されるわけではありません。今後、同様のチャージ除外が横展開される可能性は残ります。

一方、サービスごとのポイント設計が維持される可能性もあります。2026年8月8日時点で言えるのは、「3候補にはV NEOBANKと同じ包括表現を確認できていない」というところまでです。

8. コラム:ポイント還元と暗号資産還元は同じ「○%」でも違う

高還元カードには、NEOBANK系とは別に暗号資産関連カードもあります。

Binance Japan Card(発行はライフカード、国際ブランドはJCB)は、ショッピング利用額の1.6%相当をBNBで付与します。ただしBNBは暗号資産です。付与時点では利用額の1.6%相当でも、その後の円換算価値は価格変動によって上下します。

前提条件も異なります。年会費は初年度無料、2年目以降は1,650円(税込)で、年間10万円以上のショッピング利用があれば次年度は無料になります。年会費・キャッシング・リボ払いや分割払いの手数料・ETC利用分は還元の対象外です。年会費無料のNEOBANK系デビットとは、そもそも比較の土台が違います。

そのため、1ポイント=1円相当で使えるポイントの1.5%と、BNBで受け取る1.6%相当を同じランキングで単純比較するのは適切ではありません。

還元率だけでなく、何で還元されるのか、受取後の価値が固定されているのかまで確認する必要があります。暗号資産で還元されるカード同士の比較は、暗号資産クレカ比較で扱っています。

9. FAQ

Q1. V NEOBANKからANA Payへチャージできなくなる?

今回の公式改定は、他社決済サービスへのチャージをV NEOBANK側のポイント付与対象外にするものです。チャージ機能の停止を発表したものではありません。

Q2. 第一生命NEOBANKなら11月以降も1.5%付く?

2026年8月8日時点で第一生命NEOBANKデビットPremiumの基本還元率は1.5%ですが、ANA Pay等へのチャージが11月以降も1.5%付与されることを保証する一次情報は確認できていません。公式ページの対象外取引には「鉄道/チャージ(乗車券/特急券/定期券など)」という記載があり、これに該当する取引の還元率は0.3%です。

Q3. カテエネBANKなら2%還元になる?

前月末の円普通預金+SBIハイブリッド預金が200万円以上なら通常還元率は2.0%です。ただし、ANA Pay等へのチャージが将来も2.0%対象になると保証されたわけではありません。貯まるのはカテエネポイントで、電気契約をカテエネに登録していない場合は電気料金支払い以外の交換先にしか使えない点も確認しておきましょう。

Q4. 今すぐ乗り換えるべき?

改定は2026年11月適用です。候補を絞り、必要なら少額で確認し、10月に公式規約を再確認してから判断する方法があります。

Q5. 楽天キャッシュの代替ルートになる?

入口カードを変えても、楽天Edy→楽天キャッシュは2026年8月から月1万円が上限です。従来ルート全体をそのまま置き換えられるわけではありません。

おわりに

V NEOBANKデビット+は、2026年11月1日以降に到着する売上確定データから通常還元率が1.5%から1.25%へ下がり、他社決済サービスへのチャージもポイント対象外になります。

2026年8月8日時点で今回確認した公式ページでは、第一生命NEOBANKデビットPremium、カテエネBANKデビット、Point+に同じ包括的なチャージ除外は確認できていません。しかし、11月以降の還元が保証されているわけではありません。

フクロウ博士
フクロウ博士

候補を今のうちに整理し、改定直前にもう一度条件を確認する。そのくらいの距離感がちょうどよいのですな。

還元率だけで急いで資金を動かさず、自分の条件に合う候補を絞り、10月と11月に再確認する。決済ルートが変わりやすい時期には、この進め方が現実的です。

それでは、良い資産構築ライフを!

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