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投資信託定点観測 2026年7月|評価額4,756万円、積立が入ったのに横ばいが2か月続いた月

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はじめに

こんにちは、【kanatoの資産構築研究所】のKanatoです。

今回は、投資信託・ロボアド・確定拠出年金・ポイント運用をまとめた定点観測の7回目です。集計の対象は暦上の「7月」そのものではなく、2026年6月27日 → 2026年8月1日 の集計列です(前号と同じ区切り方です)。

結論から言うと、積立が入ったうえでの横ばいが、2か月続きました。追加投資は397,150円ありましたが、評価額の伸びは+41,528円(+0.09%)に留まっています。

前回の2026年6月版は「積立が評価減を覆い隠した月」でした。今月はその構図が続いたうえで、円高と月中の高値からの戻りという説明の手がかりが見えた回です。

なお、ここで扱う評価額は各口座・サービス上の概算です。税金や売却手数料を控除した実売却額ではありません。あくまで私自身の資産管理用の定点観測として、参考程度に眺めてもらえればと思います。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 増えない月が続くと不安になりがちですが、定点観測の仕事は「増えた・減った」で一喜一憂することではなく、同じ物差しで中身を残すことなのですな。今月は、その物差しに円高という説明の糸が一本、はっきり見えた回でしてな。

1. 今月の評価額(2026年08月01日基準)

この記事で扱うのは、投資信託とその周辺(ロボアド・確定拠出年金・ポイント運用を含む)をカテゴリ別に集計した評価額です。家計全体の集計とは対象範囲が違うため、同じ表には並べません。

項目金額・比率
2026年8月1日 評価額合計47,560,904円
前回(2026年6月27日)47,519,377円
評価額の前回比+41,528円
評価額の前回比率+0.09%
7月の追加投資(積立)397,150円
追加投資を除いた評価損益−355,622円
追加投資を除いた評価損益率−0.74%

評価額は約4,756万円。前回の47,519,377円から、ほぼ動かずに着地しています。見た目の増加は約4.2万円ですが、その間に約39.7万円の追加投資が入っています。差し引くと、すでに持っていた資産の評価は約35.6万円のマイナスでした。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から一点、指摘させてください。この「追加投資を除いた評価損益」は、評価額合計の前回差から当月の追加投資額を差し引いた管理上の概算です。個別ファンドの基準価額の変動だけを厳密に取り出したものではなく、売却や口座間の移し替えも同じ差額に含まれ得ます。そのうえで申し上げると、約40万円を入れて評価額が約4万円しか増えていない——増えたのは入金分であって、資産そのものの評価は減っています、事実として。

2. なぜ横ばいだったのか

追加投資397,150円に対して、追加投資を除いた評価は−355,622円。買付が入った一方で、評価の目減りがその大部分を打ち消した形です。前号と同じ構図が、2か月続いていることになります。

ここから先を「株安で◯円、為替で◯円」と内訳まで分解することはできません。手元にあるのは評価額の推移と積立額だけで、売却や口座間の移し替えも同じ差額に混ざるためです。分けられない部分は、分けられないまま残しておきます。

説明の手がかりになるのは為替です。USD/JPYは2026年6月27日の161.76から、8月1日の157.58へ、4.18円の円高方向に動きました。外貨建ての資産を多く含む枠では、円換算した評価が抑えられやすい局面です。同じ期間を扱った2026年7月の月次資産レポートでも、投資信託は円高の影響が最も素直に出た区分として整理しています。

つまり、前号で見えた「積立が評価の目減りを覆い隠す」構図が続き、今月はその背景に円高が重なった——推測を足さずに言えるのは、ここまでです。

3. 口座区分別に見る現在地

今月いちばん見ておきたい表です。口座区分ごとに、評価額・前回比・7月の積立額を並べます。前回比と積立額を見比べると、「増えたように見えて、実は評価は減っていた」区分が分かります。

口座区分8月1日評価額前回比7月積立積立を除いた評価構成比
NISAつみたて投資枠4,126,165円+70,149円100,000円−29,851円8.7%
NISA成長投資枠9,223,465円−35,719円50,000円−85,719円19.4%
旧NISA3,951,058円−34,092円0円−34,092円8.3%
特定13,643,446円−6,931円216,000円−222,931円28.7%
確定拠出年金5,613,208円+81,655円22,750円+58,905円11.8%
ロボアド10,548,133円−39,481円0円−39,481円22.2%
ポイント455,428円+5,948円8,400円−2,452円1.0%
合計47,560,904円+41,528円397,150円−355,622円100.0%

※各行は円未満を四捨五入しているため、行を足し上げた値と「合計」行が数円ずれることがあります。

NISA全体(新NISA+旧NISA)は17,300,689円で、全体の36.4%。前回の17,300,352円とほぼ同じ水準です。特定口座は13,643,446円・28.7%で、区分としては引き続き最大でした。構成比の並びは前回からほとんど動いていません。

前号では7区分すべてで「積立を除いた評価」がマイナスでしたが、今月はそのうち確定拠出年金だけがプラス(+58,905円)で残りました。逆に、積立額の最も大きい特定口座は−222,931円と、目減りが最も大きく出ています。

アルセド監査官
アルセド監査官

補足いたします。前回比がプラスの区分でも、運用成績が良かったとは限りません。NISAつみたて投資枠は前回比+70,149円ですが、7月の積立が100,000円あります。差し引けば約3万円のマイナスです。前回比だけを見て増えたと感じる区分ほど、積立額と分けて確認する必要があります。

4. 上位5ファンドと、DC・ロボアドの動き

2026年8月1日時点で、評価額の大きいファンド・サービスの上位5です。

#ファンド・サービス評価額
1楽天・プラス・オールカントリー4,663,324円
2ひふみプラス4,348,676円
3さわかみファンド4,175,732円
4DCダイワ外国株式インデックス3,401,493円
5Wealthnavi3,380,049円

オールカントリー・ひふみ・さわかみという「長く積んできた顔ぶれ」が上位を占め、その下に確定拠出年金とロボアドが入る構図です。顔ぶれも順位も、前回から変わっていません。

前号で個別に触れた2つは、次のように動きました。

ファンド・サービス2026年6月27日2026年8月1日増減
DCダイワ外国株式インデックス3,339,874円3,401,493円+61,619円
Wealthnavi3,409,606円3,380,049円−29,557円

確定拠出年金の主力であるDCダイワ外国株式は+61,619円。7月の拠出13,650円を除いても約4.8万円のプラスで、確定拠出年金の区分がプラスで残った理由の中心です。一方、追加投資のないWealthnaviは−29,557円で、こちらはそのまま評価の目減りとして読めます。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 円高が効いた月に、外国株式の確定拠出年金がプラスで残ったのは面白いところですな。積立を続けている枠と、動かさずに置いてある枠——同じ「投資信託」でも、月ごとの表情はずいぶん違うのですぞ。上位の顔ぶれが動かないこと自体も、立派な観察結果でしてな。

5. 7月の分配金

税引後の分配金は、次のとおりです。

証券会社金額内訳
楽天証券828円フロンティア・ワールド・インカム 261円/グローイング・フロンティア 567円
SBI証券3,180円6円・519円・2,649円・6円(計4本)
合計4,008円いずれも税引後

合計は4,008円。金額としては大きくありませんが、入金の記録としては残しておきます。

アルセド監査官
アルセド監査官

念のため、私から補足を。SBI証券の受取明細を年初来で表示すると50,991円(うち投資信託20,718円)という数字が出てきますが、これは2026年1月1日から8月1日までの期間合計です。7月の分配ではありません。今月の分配として使うのは、上表の4,008円だけです。

6. 月中の高値と、その後

ここだけ、参考として家計全体の集計(確定拠出年金・ロボアド・ラップ等を含む広義の「投資信託」)を見ます。対象範囲が違うので、上の表とは混ぜません。

こちらの集計では、月中の7月12日に 60,111,610円 という年初来高値を付けています。その後、6月28日の59,135,355円から8月2日の59,117,777円へ、期末どうしの比較では−17,578円(−0.03%)とほぼ横ばいでした。

高値を付けたあとに戻した流れと、最終週にかけての円高は、同じ期間の景色として並びます。集計範囲が違うので直接の足し引きはしませんが、円高の局面で円建ての見た目が抑えられた月だったという読み方は、どちらの集計でも矛盾しません。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 月中に年初来高値を付けておきながら、期末の印象は横ばい——このギャップこそ、今月の観察ポイントでしてな。高値の一点だけを切り取れば「伸びた月」に見えますが、積立と円高を同じ物差しで並べると、前号から続く「入金しても評価が伸びにくい」姿が浮かびますな。派手さのない月ほど、記録の意味が出てくるのですぞ。

おわりに

2026年7月(集計は2026年6月27日→8月1日)の投資信託定点観測は、評価額としてはほぼ横ばい、中身としては 積立が入ったうえでの横ばいが2か月続いた月 でした。

評価額合計は47,560,904円で、前回比+41,528円(+0.09%)。追加投資397,150円を除くと、評価は−355,622円のマイナスです。7つの区分のうち、積立を除いてもプラスで残ったのは確定拠出年金だけでした。分配金は税引後で合計4,008円です。

それでも、悪い月だったとは思っていません。円高で円建ての評価が伸びにくい局面でも、積立の手は一度も止めていません。次回以降も同じ区切りで、評価額・追加投資・口座区分別の構成比を確認していきます。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長! 伸びない月が続くと、手を止めたくなるものですな。しかし、止まっているのは評価額のほうであって、観察まで止める理由にはなりませんぞ。同じ表で、同じ物差しで、淡々と残す——それが資産構築の土台になっていくのですな。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から補足を。今月の記録で大切なのは「増えた/増えなかった」の印象ではなく、基準日と集計範囲を明示したうえで、追加投資と評価額のギャップを残したことです。次に伸びた月が来ても、同じ物差しで読めるようにしておきます。

それでは、良い資産構築ライフを!

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