はじめに
資産構築研究所のKanatoです。当研究所のサテライト戦略(攻め)の柱であるウイスキー原酒(スピリッツ)への投資(WID)について、直近の作戦会議の模様を共有します。

先日のBulk Trade Bid(一括買付)に応じて得た約£723(約14万円)の現金。手数料割引ボーナスの期限が4月16日に迫っていることもあり、すぐに次の銘柄へ再投資したくなるところですが、当研究所は「静観(キャッシュ保持)」という結論に至りました。

ホー、理事長。資金ができたからといって焦って動く必要はありませんな。休む(待つ)こともまた、立派な投資戦略の一部ですぞ。
相場や市場がどう動こうと、事実と数字に基づいて冷静に判断するのが当研究所の基本スタンスです。なぜすぐに買わないのか、その理由をご紹介します。
1. 監査官の査定:保管料(ストックコスト)の現実
WIDのアカウントに£723というCASH(現金)があると、つい新しい銘柄を探したくなります。しかし、ここで立ちはだかるのが実物資産ならではのコスト問題です。

補足いたします。WIDではアカウント内のCASHから、保有するウイスキー原酒の毎月の保管料と保険料(ストックコスト)が自動的に引き落とされます。手元の£723を全額再投資に回してしまうと、既存の保有分の維持費がショートし、運用に支障をきたすリスクがあります。手元資金の一定割合をストックコストの支払い用バッファとして確保しておくのが運用上の鉄則です、事実として。
全額を再投資するのではなく、まずはランニングコストを守るための資金確保が最優先となります。
2. グレーン除外と「Pre-Order New Stock」待ちの合理性
では、残った資金で少しでも単価の安い原酒を買うべきでしょうか。例えばグレーンウイスキーなどは単価が安く、買いやすいように見えます。

一点、指摘させてください。単価の安いグレーンウイスキーは一見買いやすく思えますが、モルトと同様にLPA(純アルコール量)あたりのストックコストが毎月かかります。結果として、安い価格に対するコスト割合(経費率)が跳ね上がり、長期間保有すると利回りを大きく圧迫します、事実として。
この事実から、当研究所では経費率の観点で不利なグレーンは除外し、「モルト限定」で投資するという判断軸を持っています。 さらに、既存のライブオーダー(取引板)でスプレッド(価格差)を払って買うよりも、これまでの経験上勝率が高かった「Pre-Order New Stock(新種予約)」の案内が来るまでじっくり待つのが、最も合理的な次の一手だと考えています。
3. 特別顧問の特別顧問のひと言(ブラックニッカの真理)
「キャッシュを温存し、モルトの新ストックの案内が来るまで待つ」という当研究所のロジカルな方針が決まったところで、陰のご意見番、特別顧問(奥様)に事後報告を行いました。

ふーん、樽の中で何年寝かせるか知らないけど、そんなのどうでもいいわ。私が今夜飲むのはトリス(たまにブラックニッカ)だから。御託はいいから、早くハイボール作ってくれない?

ホー……。何十年も熟成させる高級モルトの壮大なロマンも、今夜のトリスの確かな喉越しには敵いませんな。
銘柄や熟成年数には一切頓着せず、ひたすらに「飲む専門」としての実利を追求するトップダウン。投資のロマンが一瞬で日常の風景に引き戻されました。
おわりに
今回はWIDで得た£723をすぐに再投資しない理由と、今後の戦略について共有しました。
投資の世界では「資金ができたからといって、すぐに動かす必要はない」という格言があります。特に実物資産であるウイスキー投資においては、目先の手数料割引ボーナスに釣られてコスト負けする銘柄を買うよりも、じっくりと優良なモルト新種の案内(Pre-Order New Stock)を待つ方が、長期的な期待値と安全性が高くなります。
引き続きキャッシュポジションを厳格に管理しつつ、今夜は特別顧問(奥様)のためにトリスのハイボールを作りながら、気長に良い案件を待つ姿勢を貫く予定です。
それでは、良い資産構築ライフを!




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