こんばんは、kanatoです。
毎日暑いですが、体調など崩されてないでしょうか。
私の方は今日から少し遠方に旅立ってきます。とは言っても、親類の結婚式なだけですが・・・。
はじめに
さて、以前からご紹介していたオンライン決済サービスの『Skrill』が日本でのサービスを停止するようです。今回はそれを(私の憶測を交えて)ご紹介したいと思います。
Skrillが日本撤退だそうです。
先日、Netellerからギャンブル関係の入出金が2016年09月16日からできなくなるとのメールがありました。
その関係もあって、昨日Skrillの状態を確認したところ、アカウント画面に同様の趣旨の案内が表示されていました。
We regret to inform you that Skrill will no longer be able to provide payment processing services for gambling purposes in Japan from the 15th September 2016.
SkrillもNetellerと同じPaysafeグループの一員なので、同様の対応になるのかと思いましたが、その他にも見慣れない一文が追加で表示されていました。
We regret to inform you that Skrill will no longer be able to provide payment processing services in Japan from the 1st October 2016. You have until 30.09.2016 to withdraw your remaining account balance. For more information click here.
これによると、「2016年10月01日から日本での支払いサービスができなくなります。2016年09月30日までにアカウントから出金してください」との事。
要するに日本市場からの撤退です。なぜ今頃?っといった感じですね。
しばらくは安定して使えると思っていたのですが、非常に残念です。
それにしても、これらの件について、Skrillからはメールなどはなかったですが、Skrillをご利用中の皆さんはいかがでしょうか?
(もしかすると近日中に配信されるのかもしれませんが・・・)
なぜ今になって撤退なのか?
さらに詳細のリンク先の説明によると、今回のSkrillの日本でのサービス停止はSkrillとNetellerが所属するPaysafeグループの方針のようです。
ただ、その中では日本市場ではNetellerを提供しているので、そちらに登録してほしい旨の記載もありました。
では、なぜ今回このような対応に出たのでしょうか?すこし考えてみました。あくまで私の想像です。
ケース1:Paysafeグループのサービス統合
日本市場ではSkrillとNetellerの2種類がグループ会社から提供されているということで、重複したサービスを一本化することで管理体制やサービスを効率化させたいという狙いがあるのかもしれません。詳細のリンク先ではNetellerへの登録を勧めていましたので、これが一番可能性が高いのかもしれません。
また、これまでは一人でSkrillとNetellerの計2口座が利用できるという状態でした。例えば、私のように通貨を別でアカウントを持っていると実質マルチカレンシーのような使い方ができます。そうなると各サービスのシルバーVIP程度のメインサービスであるマルチカレンシー口座が、(若干の制約を受けますが)誰でも利用できるということになります。もしかするとそれを嫌ったのかもしれません。
ケース2:何らかの圧力により、Skrillを人身御供にした
他のサイト様でも考察されていましたが、先のギャンブル関係の送金・受取金停止は『オンラインカジノの逮捕事件』がきっかけで日本側から何らかの圧力がかかっていると考えて間違いないと思います。
そして、これらの決済サービスは海外で資金を運用する上で便利なサービスであると同時に、第三者(例えば税務署など)からは内容が把握しづらいサービスだと思います。そのため、今回のギャンブル関係の対応と同時に、Netellerを存続させるためにSkrillというサービスを人身御供に差し出したとも考えられます。
ケース3:Paysafeグループが日本からの撤退を検討している
これが私としては一番嫌ですね。
Paysafeグループが日本市場に魅力を感じなくなった、もしくは他の何らかの理由で撤退する必要が生じて、手始めにSkrillを撤退させたという考え方です。
これだと引き続きNetellerも撤退となりそうで、海外FX業者を利用する上ではかなり不便になってしまいますね。
なお、しばらく前からNetellerとSkrillは双方とも日本でのプロモーション活動が停止されているようです。(私のサイトにも関連記事の削除依頼が来ましたので、以前の記事は非表示にしています。)
法規制への対応によるプロモーション停止ということでしたので、もしかするとこのケースが一番現実味があるのかもしれません・・・。
さいごに
以上、今回はSkrillの日本でのサービス停止とその理由を考えてみました。
できればNetellerだけでも存続してほしいものですが、手数料改定などもあり、今後は微妙に利用しづらくなりそうですね。
別の方法なども検討していく必要がありそうです。
いずれにせよSkrillに口座をお持ちの方は9月30日までに出金などを済ませておくよう、ご注意ください。(かくいう私が一番忘れてそうですが・・・)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。