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「Realty Income(ティッカー:O)を買おうとしたら、いつもの証券会社で“取扱なし”と出た」——高配当の米国株、とくに毎月分配で人気の米国REITを買おうとして、この壁にぶつかった方は少なくないはずです。
実はこれ、あなたの操作ミスでも、口座の不具合でもありません。日本の証券会社の多くは、Realty Income のような米国の個別REITをそもそも取り扱っていないという、制度上の理由があります。
当研究所では実際に米国高配当株・REITを保有し、配当を毎月記録しています(直近の定点観測では5月の米国株配当が税引後¥30,447)。その実践のなかで「結局、O はどこでなら買えるのか」を一次情報で整理しました。この記事では、主要5社を同じ土俵で比較し、目的別に証券会社を選ぶ二択まで落とし込みます。基準日は2026年6月9日です。

ホー、kanato理事長!「買いたいのに買えない」ほどもどかしいものはありませんな。ですがご安心を。出口は、ちゃんとあるのでしてな。
- 【結論】Realty Income(O)が買えるのは、ほぼ「サクソバンク」一択
- 1. なぜメイン証券で Realty Income(O) が買えないのか
- 2. 証券会社5社 徹底比較表【手数料・為替・NISA対応】(基準日 2026-06-09)
- 3. 各社の特徴とメリット・デメリット
- 4. 【ルート①】Realty Income(O)を個別株で買うなら → サクソバンク証券
- 5. 【ルート②】NISA枠で米国の高配当を取るなら → moomoo・SBI + ETF
- 6. 研究所の実データ:米国株 定点観測
- 7. 米国株の配当にかかる税金【二重課税・外国税額控除・NISA】
- 8. よくある質問(FAQ)
- おわりに
【結論】Realty Income(O)が買えるのは、ほぼ「サクソバンク」一択
結論から先にお伝えします。2026年6月9日時点で、Realty Income(O)を“国内の証券会社”で買付できるのは、サクソバンク証券がほぼ唯一です。(マネックスは公式に取扱なし、SBI・楽天は届出未了で実質不可、moomooは当研究所では未確認)。ただしサクソはNISA非対応のため、非課税で高配当を取りたい人には「moomoo・SBI+ETF」という第二の道があります。
目的別に整理すると、選ぶべき証券は次の二択です。
| あなたの目的 | 選択肢 | 向いている資産の持ち方 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| Realty Income(O)など米国REITを“個別株”で買いたい | サクソバンク証券 | 集中インカム/課税口座が前提 | 国内で O の買付が公式に確認できる、現状ほぼ唯一の受け皿。NISA非対応 |
| NISA枠で米国の高配当を“手軽に”取りたい | moomoo証券・SBI証券+ETF | 分散インカム/非課税枠を活用 | 個別REITにこだわらず、米国高配当ETFや国内REIT ETF(1659等)で取りに行く |
- 個別REIT(O)を直接持ちたい人 → ルート①:サクソバンク
- NISAの非課税メリットを活かして高配当を取りたい人 → ルート②:moomoo・SBI+ETF
📌 大前提(ここだけは外さない):高配当株・REITは、あくまで資産全体の“インカムの一部”です。「ようやく買える場所が見つかった」という勢いで単一銘柄に偏らせず、ポートフォリオ全体での役割と比率で考える——これが遠回りに見えて、いちばん堅実な入り口です。

私から先に一点。上の「買える/買えない」は、各社公式と取扱状況(基準日2026-06-09)に基づく整理です。取扱は変わり得るため、口座開設・発注前にご自身でも最新の取扱状況をご確認ください。

1. なぜメイン証券で Realty Income(O) が買えないのか
まず「壁」の正体から押さえましょう。ここが分かると、各社の差がスッと理解できます。
ポイントは、日本の制度では海外REITが“投資信託”と同じ扱いになることです。日本国内で外国の投資信託(=海外REITを含む)を販売・取次するには、銘柄ごとに金融庁への「外国投資信託に関する届出」が必要になります。
- この届出が済んでいない銘柄は、証券会社の取扱ラインナップに載らない(=買付ボタンが出ない)
- 米国の普通株(Apple や Coca-Cola など)は対象外なので、同じ「米国株」でもREITだけ事情が違う
- だから「米国株を5,000銘柄扱っている証券」でも、Realty Income(O) は別枠で取扱なしということが起こる
実際、マネックス証券は公式FAQ(FAQ#722・2026-02-03更新)で「届出が済んでいない米国REIT・ETFは取り扱わない」と明示しています。Realty Income はREITなので、この対象に当たります。
🔗 そもそもREITって何?という方へ:REIT投資の基礎(仕組み・リスク)

「米国株を何千銘柄も扱う」と聞くと何でも買える気がしますがな……REITだけは“別の扉”の向こうにある、というわけでしてな。

補足いたします。「取扱停止リストに無い=買える」ではありません。届出をしていない銘柄は、そもそも最初からラインナップに載らないためリストにも現れない。“載っていない”と“止まっている”は別物です。
💡 読者の誤解しやすいポイント:「O が買付制限リストに入っていない=買える」と思いがちですが、実際は「取扱対象に入っていない(届出未了)」というケースが多いのです。本記事の比較は、この観点で各社を見直しています。
2. 証券会社5社 徹底比較表【手数料・為替・NISA対応】(基準日 2026-06-09)
主要5社を同じ項目で並べました。本記事の核は「O(米国REIT)の買付可否」の行です。
| 項目 | moomoo証券 | マネックス証券 | サクソバンク証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| 米国個別株 取扱本数 | 約7,000(最多水準) | 5,000超 | 5,800〜6,000級 | 5,000以上※個別株+ETF | 約5,100※株式+ADR等(2026-05時点) |
| Realty Income(O) 買付 | △ 要確認※未口座で実機未確認 | ✕ 不可(公式明示) | ⭕ 可(国内口座で取扱確認) | ✕ 実質不可(届出未了) | ✕ 実質不可(届出未了) |
| 売買手数料(税込) | 0.132%/上限$22 | 0.495%/上限$22・下限$0 | 0.088%/最低$1.1(段階制) | 0.495%/上限$22・下限$0 | 0.495%/上限$22・下限$0 |
| 為替手数料(円→ドル) | リアルタイム0銭/円貨決済25銭 | 買付0銭/売却(ドル→円)25銭 | 円口座0.25%/ドル口座無料 | リアルタイム0銭 | リアルタイム0銭/定時25銭 |
| 特定口座(源泉あり) | 対応 | 対応 | 対応(ドル決済も2024/5〜) | 対応 | 対応 |
| NISA成長投資枠 米国個別株 | 対応(手数料無料) | 対応(手数料無料) | ✕ 非対応 | 対応(手数料無料) | 対応(手数料無料) |
| 最低取引単位 | 1株〜(micro株$1〜) | 1株〜 | 1株〜 | 1株〜 | 1株〜 |

私から、表の読み方を数字で補足します。
売買手数料が最安なのは moomoo(0.132%)。マネックス・SBI・楽天は0.495%(上限$22)で横並び。サクソは料率0.088%と最安水準ですが、1注文あたり最低$1.1のため少額では割高、まとまった金額で逆転します。
為替コストは、リアルタイム為替なら moomoo・SBI・楽天が片道0銭。マネックスは買付(円→ドル)0銭で、売却(ドル→円)は片道25銭。楽天は定時為替だと片道25銭のため、リアルタイム為替を使うかどうかでコストが変わります。
NISA成長投資枠に非対応なのはサクソバンクのみ。ここはルート①を選ぶときの最重要トレードオフです。
※表内の数値はPythonで検算済み(上限$22=マネックス・SBI公式の「$20」は税抜表記、税込で$22に一致)。
3. 各社の特徴とメリット・デメリット
moomoo証券
- 強み:取扱本数 約7,000で最多水準。売買手数料0.132%・為替リアルタイム0銭と、コスト面はトップクラス。1株未満のmicro株($1〜)にも対応
- 弱み/注意:O(個別REIT)の買付可否は、当研究所が未口座のため実機未確認(後述)
- 向いている人:米国の高配当“株”やETFをとにかく低コストで積み上げたい人
マネックス証券
- 強み:米国株の老舗。情報ツールや銘柄スカウター等が充実。買付(円→ドル)為替0銭
- 弱み/注意:Realty Income(O) は公式に取扱なし(FAQ#722)。売却時の為替(ドル→円)は片道25銭
- 向いている人:個別REIT以外の米国株を、情報ツール重視で運用したい人
サクソバンク証券
- 強み:O を含む米国REITを国内口座で買付できる、現状ほぼ唯一の選択肢。取扱5,800〜6,000級、料率0.088%と低い
- 弱み/注意:NISA非対応(公式に「NISA口座での米国株式取引を除く」と明記)。最低手数料$1.1のため少額売買は割高
- 向いている人:Realty Income など米国個別REITをどうしても“現物で”保有したい人
SBI証券
- 強み:取扱5,000以上の最多水準。為替リアルタイム0銭(ゼロ革命)。NISA対応
- 弱み/注意:個別REIT(O)は届出未了で実質取扱なし。海外REITは届出の有無で可否が分かれる方針
- 向いている人:米国高配当ETFや国内代替ETFを、メイン口座でまとめて管理したい人
楽天証券
- 強み:楽天経済圏との連携。NISA対応。使い慣れたUI。リアルタイム為替なら片道0銭
- 弱み/注意:米国株取扱は約5,100銘柄(米国株式・ADR等/2026年5月時点)と他の主要ネット証券と同水準。O は実質取扱なし。定時為替は片道25銭
- 向いている人:楽天ポイント等と合わせて、メジャー銘柄・ETF中心で運用したい人

どの証券が“一番”というより、目的によって正解が変わるのですな。ここからは、目的別の二択を具体的に見ていきましょう。
4. 【ルート①】Realty Income(O)を個別株で買うなら → サクソバンク証券
「Realty Income を、ETFや代替ではなく“その銘柄そのもの”で持ちたい」——そう考える人にとって、現状で国内から買付が確認できるのはサクソバンク証券です。
- 取扱:サクソ公式の銘柄ページで Realty Income(O) が取引可能として掲載
- 手数料:クラシック0.088%(1注文あたり最低$1.1)。料率自体は低水準
- 為替:円口座からの取引は0.25%、米ドル口座は無料。米ドルを用意できる人ほどコストを抑えやすい
- 特定口座:対応(2024年5月からドル決済の特定口座も開始)
そのうえで、正直にお伝えすべきトレードオフが1つあります。

一点、指摘させてください。サクソバンクはNISAに非対応です。つまりルート①でO個別株を買う場合は、課税口座(特定口座など)での運用が前提になります。配当・売却益には通常どおり課税される——この点は、メリットだけでなく必ずセットで理解すべきところです。
💡 “非課税の席”をどこに使うか(機会費用の視点):サクソでO個別株を持つということは、その資金は課税口座になります。裏を返せば、限られたNISA成長投資枠は米国高配当ETFなどに回せるということ。「O個別株は課税口座で・NISA枠はETFで」と役割分担すれば、非課税枠というラインナップを無駄にしません。NISA枠は“有限の席”——どの資産に座らせるかで考えると、判断がぶれにくくなります。
✅ ルート①が向いている人:非課税枠よりも「O という銘柄を現物で持つこと」を優先したい人。米ドルを用意でき、為替コストを抑えられる人。
5. 【ルート②】NISA枠で米国の高配当を取るなら → moomoo・SBI + ETF
「非課税のNISAは活かしたい。でも個別REITのO は買えない」——この場合は、個別REITにこだわらず、ETFで米国の高配当・不動産インカムを取りに行くのが現実解です。NISA対応のmoomoo・SBIが主戦場になります。
選択肢A:米国の高配当ETF・REIT ETF(米国上場)
- 米国上場の高配当ETFやREIT ETFなら、moomoo・SBIのNISA成長投資枠で買付できるものが多い(個別REITとは異なり、ETFは取扱対象に入っているケースが大半)
- moomooは手数料0.132%・為替0銭、SBIは為替0銭(ゼロ革命)と、コスト面で取りやすい
選択肢B:国内上場のREIT ETF(円で買える代替)
為替や外国税額控除の手間を避けたい人は、東証に上場している円建てのREIT ETFという手もあります。
| コード | 連動対象(ざっくり) | 位置づけ |
|---|---|---|
| 1659 | iシェアーズ 米国リート(FTSE Nareit系の米国REIT指数に連動) | 米国REIT全体に円で投資 |
| 2515 | NEXT FUNDS 外国REIT(S&P先進国REIT・除く日本・ヘッジなし) | 米国を含む先進国REIT |
| 1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型 | 国内REIT(米国ではない点に注意) |
※1343は日本のREIT(東証REIT指数)で米国ではありません。「米国の代替」としては1659・2515が近く、1343は“国内REITも分散で”という位置づけです。
moomooの O 取扱について(実機未確認・読者の情報を募集)
moomooは取扱本数が最多水準で、公式の取扱可能銘柄一覧に O が含まれる可能性があります。ただし——

未確認は未確認と明示します、事実として。当研究所はmoomoo証券に口座を持っておらず、O の買付可否を実機で確認できていません。確認が取れ次第、このページを更新します。
そこで読者のみなさんにお願いです。moomoo証券で実際に Realty Income(O) を「買えた/買えなかった」方は、ぜひコメントで“現場の一次情報”をお寄せください。いただいた情報は検証のうえ本記事に反映し、出典として明記します。当研究所の定点観測は、こうした実データの積み重ねで精度を上げています。
✅ ルート②が向いている人:NISAの非課税メリットを最優先したい人。個別REITそのものより「米国の高配当・不動産インカム」という“中身”が取れればよい人。
▼ moomoo証券の口座開設(公式サイト)はこちら
6. 研究所の実データ:米国株 定点観測
「比較は分かった。で、実際どのくらい配当が入るのか?」——当研究所は、米国高配当株・REITを実際に保有し、毎月の配当を記録しています。
- 直近の定点観測(2026年5月):米国株配当 税引後 ¥30,447
- ポートフォリオ規模:約1,280万円
- Realty Income(O) を含む保有銘柄の“答え合わせ”を毎月実施
詳しい内訳・買い増しの記録は、定点観測シリーズで公開しています。

机上の比較だけでなく、実際に保有して配当を受け取っている——ここが当研究所の強みでしてな。数字は、現場から積み上げるものなのですぞ。

7. 米国株の配当にかかる税金【二重課税・外国税額控除・NISA】
高配当を狙うなら、税金の仕組みは避けて通れません。基本を整理します。
- 二重課税:米国の配当には、まず米国で10%が源泉徴収され、その後日本で20.315%が課税されます(課税口座の場合)
- 外国税額控除:米国で取られた10%分は、確定申告で外国税額控除を行うことで一部取り戻せる可能性があります
- NISAの注意点:NISA口座での配当は、外国税額控除の対象外です。日本側の課税は非課税になりますが、米国側の10%は引かれたままになります

私から補足を。「NISAなら全部非課税」と思われがちですが、米国側の10%源泉は残ります。非課税になるのは日本側の課税分です。ルート②でNISAを使う場合も、この点は前提に置いてください。
⚠️ 税務の取り扱いは個別事情・制度改定で変わります。確定申告や外国税額控除の可否・方法は、最新の制度と必要に応じて専門家・公式情報でご確認ください。
8. よくある質問(FAQ)
Q1. 結局、Realty Income(O) は今どこで買えますか?
基準日2026年6月9日時点で、国内から買付が公式に確認できるのはサクソバンク証券です。マネックスは公式に取扱なし、SBI・楽天は届出未了で実質取扱なし、moomooは未確認です。最新状況は各社でご確認ください。
Q2. 米国株の為替手数料がいちばん安い証券会社は?
リアルタイム為替を使えば、moomoo・SBI・楽天が片道0銭です。マネックスは買付0銭・売却(ドル→円)片道25銭。楽天は定時為替だと片道25銭になります。
Q3. NISAで米国REITは買えますか?
個別の米国REIT(O など)はNISA以前に「取扱なし」のケースが多いです。NISAで米国の高配当・不動産インカムを取りたい場合は、米国高配当ETFや国内上場のREIT ETF(1659等)が現実的な選択肢になります。
Q4. 米国株配当の二重課税は取り戻せますか?
課税口座であれば、確定申告の外国税額控除で米国側10%分の一部を取り戻せる可能性があります。ただしNISA口座は外国税額控除の対象外です。
Q5. 少額から始められますか?
5社とも1株から取引できます。moomooは1株未満のmicro株($1〜)にも対応しています。サクソは1注文あたり最低$1.1の手数料がかかるため、少額を何度も売買すると割高になりやすい点に注意です。
おわりに
「買いたいのに買えない」の正体は、海外REIT=届出制という制度の壁でした。整理すると——Oを個別株で持つならサクソバンク(NISAは非対応)、NISA枠で高配当を取るならmoomoo・SBI+ETF。目的が決まれば、選ぶ証券は自ずと絞れます。
大切なのは「一番お得な証券」を探すことではなく、“自分の目的に合った扉”を選ぶこと。そして選んだあとも、高配当はあくまで資産全体のインカムの一部——全体のなかでの役割と比率を忘れない。当研究所はこれからも、実際に保有・検証した一次データで、この判断材料を更新していきます。

ホー、こうして並べてみると壮観ですな!要は「高配当という果実は、どの木からでも採れる」ということでしてな。扉さえ間違えなければ——

一点だけ、正確に。博士のおっしゃるとおり、目的に合った“扉”を選べば道は開けます。ただし数字の番人として申し添えるなら——サクソはNISA非対応、moomooのO買付は当研究所では未確認。この2点だけは、ノブを回す前にご自身で最終確認なさってください。

ホー、監査官に鋭く釘を刺されましたな!では言い直しましょう——「扉は選べる。ただし、ノブを回す前に表札(最新の取扱状況)を確認なされ」。これでどうですかな?
それでは、良い資産構築ライフを!
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