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【2026年8月】純資産は年内最高値、配分は再点検へ

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はじめに

こんにちは、【kanatoの資産構築研究所】のKanatoです。

2026年8月30日時点の純資産は160,085,414円となり、2026年に入ってからの最高値を更新しました。これまでの年内最高値は1月18日の158,832,706円で、約7か月半ぶりの更新です。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長!年内最高値の更新は、もちろん嬉しい報告ですぞ。ですが、増加が一つの資産クラスに集中すると、資産配分のバランスも点検したくなるのですな。

暗号資産の増加は資産全体を押し上げた点で好材料です。一方で、増加が一つの資産クラスに偏ったため、資産配分は再点検が必要になりました。今回は、嬉しい増加を確認しながら、その構造も順番に確認します。本記事は投資助言ではなく、評価額はすべて概算参考値です。

1. 8月の全体像

4週間(8/2→8/30)のサマリー

8月度の基準日(8/2→8/30)の4週間で数字を確認します。前号(7月度)は6/28→8/2の5週間だったため、期間の長さが異なる点に注意します。

項目2026-08-022026-08-30増減増減率
資産総額154,933,823円164,291,480円+9,357,657円+6.04%
負債総額4,268,589円4,206,066円−62,523円−1.46%
純資産総額150,665,234円160,085,414円+9,420,180円+6.25%
現預金−負債16,433,132円14,849,873円−1,583,259円

4週間で純資産は9,420,180円(+6.25%)増えました。一方で、現預金から負債を引いた手元流動性は1,583,259円減っています。増えた資産と、手元に残るお金は別物であることが、この時点でもう見えています。

年初来は「純資産総額ベース」で+5.02%

年初来(2025-12-31を起点)の純資産総額は152,430,116円から160,085,414円へ、+7,655,298円(+5.02%)です。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から一点、指摘させてください。この年初来の数字は不動産を含めた純資産総額ベースです。不動産を除いた場合は+7,733,080円(+5.45%)と、金額も率も別の数字になります。この2つは、混在させてはいけない別の数字です、事実として。

年初来がプラス圏に入ったのは、今年に入って5回目です。不動産などの評価を補正していない純資産額を基準にすると、年内の最高値を更新したと判断できます。

2. 増えた中身を分解する

資産クラス別の増減(全体集計・9区分)

資産クラス2026-08-022026-08-30増減増減率
現預金20,701,721円19,055,939円−1,645,782円−7.95%
投資信託59,117,777円60,754,326円+1,636,549円+2.77%
株式23,320,734円23,896,451円+575,717円+2.47%
FX1,621,693円1,682,776円+61,083円+3.77%
暗号資産25,487,408円32,118,628円+6,631,220円+26.02%
ソーシャルレンディング(インカム型オルタナ)2,835,206円2,568,208円−266,998円−9.42%
米国債(外貨建て現物)0円2,383,649円+2,383,649円
商品11,315,680円11,297,899円−17,781円−0.16%
不動産10,533,604円10,533,604円0円0.00%

※8月に米国債を初めて計上したため、開始時点が0円で、増減率は算出していません。

資産総額の増加9,357,657円のうち、暗号資産の増加が占める割合は約7割です。純資産の増加9,420,180円に対しても、ほぼ同じ比重になります。資産全体を押し上げたことは嬉しい結果ですが、増加が一つの資産クラスに集中したため、配分の偏りも大きくなりました。

追加投資と資産の純増減は別です。暗号資産・日本株・米国株・FXへの追加資金は0円でした。SLも追加投資は0円ですが、元本償還266,998円で運用中残高は減少しています。償還元本と分配金は待機資金へ移るため、運用中+待機資金の口座全体では43,482円増えました。全体表のSLは運用中残高で、待機資金は含みません。SLは追加投資・償還・分配・待機資金を分けて見ます。米国債は8月受渡しの新規購入で、通常の積立とは別です。

8月は暗号資産への買い付け、売却、移管を行っていません。一方、ステーキング報酬が追加されています。今回の評価額の増加は、主に保有銘柄の市場価格(円換算を含む)の変動によるもので、報酬による数量増加も一部含みます。8月中旬には、米国債の買い戻し拡大や米国の暗号資産政策を背景にビットコインが上昇し、ショートポジションの清算が上昇を加速させたと報じられています。AP通信の報道が紹介する市場全体の動きは、今回の評価額増加の背景と整合します。保有銘柄ごとの動きは異なるため、次回は主要銘柄の値動きと市場ニュースを照らし合わせて確認しましょう。

3. SLと米国債は別の資産として見る

資産配分上、SLと米国債は別の資産クラスとして扱います。8月30日時点の参考合算値は、SL 2,568,208円+米国債2,383,649円=4,951,857円です。SLは案件ごとの信用・償還リスクを負うインカム型オルタナティブ、米国債は金利・為替・債券価格の変動や利払いの影響を受ける外貨建て現物です。この合算値は過去の残高との連続性を見る参考で、目標比やリバランス判断には使いません。リスク別でも、米国債は「債券リスク資産」、SLは「インカム型オルタナ」として別区分です。

米国債ラダーの主要数値

項目
額面合計14,900 USD
円換算取得価額2,342,220円
実際の受渡金額14,938.10 USD
額面加重の税引前複利利回り4.1015%
半期クーポン(税引前/税引後概算)288.5625 USD/229.94 USD
次回(初回)利払日2026-09-30

米国債は受渡時に経過利子200.26 USDを払い込んでいるため、初回利払い前の受取利金は0.00 USDです。評価額が取得価額より低く見える場面があっても、利払い前の構造だけで運用の成否を判断できません。初回利払いは2026年9月30日に予定されています。詳しい設計の経緯は米国債ラダーを組んだ記録にまとめています。

4. 増えた一方で、配分は再点検が必要

高ボラ資産の比率が再び上がった

リスク軸で見ると、高ボラティリティ資産は8月の4週間で27,268,544円から33,964,837円に増え、管理内資産(135,279,601円)に対する比率は25.11%になりました。目標比15.00%との差は+10.11ptです。

6月度のレポートでは、6月28日時点の高ボラ資産比率を21.35%とし、暗号資産の下落による「自然収束」と整理しました。今回の開始時点(8/2)は21.61%で、8/30には25.11%まで上昇しています。今回の4週間では、自然収束とは逆方向へ動きました。

リスク区分2026-08-30構成比目標比
高ボラティリティ33,964,837円25.11%15.00%+10.11pt
株式リスク資産59,208,726円43.77%40.00%+3.77pt
安全資産19,111,249円14.13%10.00%+4.13pt
債券リスク資産6,743,970円4.99%10.00%−5.01pt
インカム型オルタナ(SL運用中)2,568,208円1.90%10.00%−8.10pt
実物・価値保存11,770,640円8.70%10.00%−1.30pt
不動産リスク資産1,911,971円1.41%5.00%−3.59pt
フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、kanato理事長!年内最高値の更新を喜びながらも、配分の点検を忘れてはいけませんぞ。増加が一つの資産クラスに集中した月は、バランスの確認が大切ですな。喜びと点検の両方が必要な月でしてな。

現預金から負債を引いた手元流動性も、8月の4週間で1,583,259円減っています。資産が増えた一方で、すぐに使える資金は減っているのが今回の実態です。

アルセド監査官
アルセド監査官

補足いたします。目標比との差は、その分をすぐに売買すべきという意味ではありません。個別事情を含めた管理上の目安であり、特定商品の売買を推奨するものでもありません。

5. 9月の運用方針

9月は、既存の積立を無理のない範囲で続けながら、売却を急がず、追加資金の向き先で配分を整える「ノンセル・リバランス」を基本にします。

  1. 既存の定期積立を続ける。 NISAなどの長期コア積立は、生活費・税金などの必要資金を確保したうえで、増額せずに淡々と継続します。
  2. 新しい資金の向き先を見直す。 高ボラ資産への裁量追加やSL待機資金の再投資は急がず、目標配分と手元流動性を確認しながら、配分の不足している資産へ少しずつ回すノンセル・リバランスを検討します。
  3. 利払い・未着金・資金移動を記録する。 米国債の初回利払い(9/30)の受取通貨・実入金・税引後額、エイジス(4659)のTOB対価890,000円、SL口座の待機現金1,148,341円と約33万円の再投資方針の実行状況を確認し、実際に動いた内容を次回レポートへ反映します。

9月は「何もしない」月ではありません。積立を続け、売却を急がず、資金の向き先で配分を整えながら、利払いと流動性を確認する月です。

おわりに

8月度の純資産は160,085,414円となり、2026年内の最高値を更新しました。暗号資産の増加が資産全体を押し上げたことは嬉しい結果です。一方、高ボラ資産の比率は25.11%まで上がり、目標比との差は+10.11ptに広がりました。増加を喜びつつ、9月は既存の積立を続け、売却を急がず、追加資金の向き先で配分を整える方針です。

フクロウ博士
フクロウ博士

ホー、増えた月ほど、資産配分を見直す機会でしてな。

アルセド監査官
アルセド監査官

私から一点。9月は既存の積立を続け、売却を急がず、追加資金の向き先で配分を整える段階です。

配分の考え方を確認したい場合は、アセットアロケーションの基本を参考にしてください。

それでは、良い資産構築ライフを!

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