アクティブなインデックス投資のアセット・クラス

アクティブなインデックス投資のポートフォリオを構築すべく,アセットクラスを考えてみました.

 

アセットクラスとは?

アセットクラスは別名「資産クラス」とも呼ばれており,同じようなリターン(値動き)やリスク特性を持つ投資対象となる資産グループ(資産の種類・分類)のことです.

一般的には伝統的資産として短期金融商品(現預金)や国内債券,外国債券,国内株式,外国株式などに分けられますが,最近では,それらに加えて,コモディティ(商品)やREIT(不動産投資信託),ヘッジファンド,プライベートエクイティなどのオルタナティブ資産と呼ばれるものも注目されています.

なお,これらのアセットクラスへの資産配分(アセット・アロケーション)でパフォーマンスの9割は決まってしまうと言われています.それとは逆にそれぞれのアセットクラスで投資する銘柄の影響は1割から多くて2割程度とも言われています.

さらに,最近では伝統的資産である債券や株式などは相関関係が高く,分散効果が得られにくくなってきているため,よりオルタナティブ資産への投資が重要となってきています.

 

アセット・クラスの細分化

上記のアセット・クラスを投資対象を絞れるように私なりに細分化してみました.
一般的な分け方ではないかもしれませんが,今後の方針とともにご紹介します.

アセットクラス 今後の方針
短期金融商品
日本債券
MRF マイナス金利に突入したため,預金や国債を買う必要性を感じていません.ということで,これらのアセットクラスは証券会社に入金した際に変換される『マネー・リザーブド・ファンド』で十分だと思います.その方が機動性も高くなります.
外国債券 先進国債券 債券は先進国と新興国をバランスよく配分しておきたいと思います.
また,それだけでは面白みがないので,米国のハイイールド債を組み入れてみたいと思います.
新興国債券
米国(HY債)
日本株式 日本 日本株式はTOPIX連動型を組み入れる予定です.しかし,日本の株式は世界全体から見て7%程度,2030年くらいには3%程度まで縮小するようですので,そこまでの大きな割合は割かない予定です.
外国株式 先進国 安定した先進国株式と新興国のバランスを中心に考えますが,利益を取りに行くために米国の小型株式とフロンティア市場への投資を考えています.
特にフロンティア市場へは期待が大きいです.(私自身は今後はナイジェリアが来ると思っています.)
ちなみにフロンティア市場とは新興国市場からも外れている中東・アフリカを中心にした市場だそうです.
新興国
米国(小型)
フロンティア
その他 国内REIT その他の資産として,国内外のREITと金を考えています.
他の資産と相関の低い金は必須ですが,民泊やオリンピックなどもありますので,少しの間は国内REITを若干多めに持ってみたいと思います.
海外REIT

 

今回のまとめ

以上,今回はアセットクラスとその細分化を実施してみました.

次は実際に組み入れる銘柄を検討してみたいと思います.

 

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