こんにちは、kanatoです。
連休が終わってからようやく1週間経ちました。ホッと一息と行きたいところですが、今日は地元のお祭りのお手伝いで半分仕事のようなものです。
はじめに
さて、今回は銀行送金をより安くする方法をご紹介したいと思います。
と言いますのも、今回Whisky Invest Directさんにポンド建てで送金したのですが、為替レートが恐ろしく高いという状態でした。これは投資効率にかなり大きな影響を与えるということで、より安く海外送金する方法を調べてみました。
海外送金の費用について
国内銀行間の送金だと最近では手数料無料というところもかなり出てきていますが、海外送金だと様々な費用が掛かってきます。
順にみていくと、送金元の銀行での送金手数料、外貨に両替する際の両替手数料、円貨で送金する際のリフティングチャージ、海外中継銀行での手数料、最後に送金先の銀行での受取手数料です。
こう見ていくと、いろいろなところで手数料が取られているのがわかりますね・・・。
その中で確実に送金者が負担するものが送金元銀行での送金手数料と両替手数料、リフティングチャージです。
今回はこれらをより安く済ませる方法を考えてみたいと思います。
各銀行・サービスの費用比較
私の手持ちの銀行や送金サービスについて、送金手数料などを比較してみました。
送金手数料
まずは、送金手数料から見ていきたいと思います。
私の手持ちの銀行や送金サービスを比較してみました。
これだけを見ると楽天銀行の一人勝ちなんですけどね・・・。
なお、SBIレミットは送金先や送金額によって880円~5980円まで変動しますが、おおよそ1980円くらいに収まると思います。
銀行・送金サービス | 送金手数料 |
---|---|
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 3,500円 |
楽天銀行 | 750円 |
新生銀行 (パワーフレックス口座・新生スタンダード) |
4,000円 |
新生銀行(Goレミット) | 2,000円 |
ゆうちょ銀行 | 2,500円 |
SBIレミット | 1,980円 |
外貨両替手数料(外貨両替レート)
次に外貨両替手数料ということで、各銀行・サービスの円貨→外貨での為替レートを見てみました。
2016年08月19日での各銀行・サービスのレートです。なお、ゆうちょ銀行のみウェブサイトに載っていなかったので、ゆうちょ外貨宅配のレートから引用しています。
こう見ると各サービス間で両替レートがかなり違うことが分かります。
その中でも新生銀行のパワーフレックス口座が安いようです。しかもスタンダードでこれなので、新生プラチナなどにグレードになるとさらにお安くなるのでしょうね。(そこまで行くのがしんどそうですが・・・)
また、一番下に当日18:00の仲値を入れていますが、やはり結構なスプレッド分を手数料で取られるようですね・・・。
銀行・送金サービス | 両替レート(円→外貨) | ||
---|---|---|---|
米ドル | ユーロ | ポンド | |
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 101.20 | 114.78 | 135.46 |
楽天銀行 | 101.37 | 115.27 | 135.92 |
新生銀行 (パワーフレックス口座・新生スタンダード) |
100.37 | 113.95 | 131.65 |
新生銀行(Goレミット) | 101.35 | 115.29 | 135.53 |
ゆうちょ銀行 | 103.42 | 117.89 | 143.52 |
SBIレミット | 101.36 | 116.44 | 134.41 |
仲値(18:00現在) | 100.12 | 113.28 | 131.38 |
円貨リフティングチャージと海外中継銀行手数料
こちらも表にまとめてみましたが、事前にはわからないというところが多いようです。
ただ、送金サービス間であまり大きな差はなさそうです。
銀行・送金サービス | 円貨リフティングチャージ | 海外中継銀行手数料 |
---|---|---|
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 0.05%(最低2,500円) | 2,500円 |
楽天銀行 | 3,000円 | 1,000円 |
新生銀行 (パワーフレックス口座・新生スタンダード) |
? | ? |
新生銀行(Goレミット) | 送金額の0.1%(最低1,500円) | ? |
ゆうちょ銀行 | ? | ? |
SBIレミット | ? | ? |
実際にはどのくらい違うのか?
ここまで各サービスでの海外送金費用の違いを見てみましたが、実際にどのくらい違うのでしょうか。
今回はWhiskyInvestDirectさんへのポンド建て送金を考えてみました。
およそ5000ポンドを送金する場合に次のようになります。なお、海外中継銀行手数料は加味していません。
大体2~3%は送金の際の手数料で差が出る計算です。予想以上に大きいですね。
銀行・送金サービス | 送金手数料 | 両替レート (ポンド) |
合計 | 最安値との 差額 |
---|---|---|---|---|
三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 3,500円 | 135.46 | 680,800円 | 18,550円 |
楽天銀行 | 750円 | 135.92 | 680,350円 | 18,100円 |
新生銀行 (パワーフレックス口座・新生スタンダード) |
4,000円 | 131.65 | 662,250円 | - |
新生Goレミット | 2,000円 | 135.53 | 679,650円 | 17,400円 |
ゆうちょ銀行 | 2,500円 | 143.52 | 720,100円 | 57,850円 |
SBIレミット | 1,980円 | 134.41 | 674,023円 | 11,773円 |
さいごに
以上、今回は海外銀行送金の手数料を考えてみました。
結構な違いになり、少しびっくりしています。特に外貨への両替レートの違いには驚きました。
手数料が高めだったので新生銀行さんは少し疎遠にしていたのですが、これからの海外送金にはこちらを利用しようと思います。
また、今回は両替手数料の影響がかなり大きかったので、国内のFX業者などを利用して、もう少し安く両替できる方法がないかなと思案中です。もし何かアイデアをお持ちの方はぜひご連絡くださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。