こんにちは、kanatoです。
本日は統一地方選挙の後半戦ですね。私は午前中に投票してきました。ぜひ、有権者の皆様は投票所に足を運んでください。
さて、今回は特に何をするでもなく、スワップアービトラージについて書いてみたいと思います。
トルコリラはしばらくお休み
スワップアービトラージのメイン通貨はほとんどの方はトルコリラだったのではないでしょうか。
しかし、先日のゴタゴタでトルコリラの短期貸付金利が数百%になるなどと大変なことになり、現状はスワップが良かった業者さんも大きなマイナススワップ+小さなプラススワップになってしまって、スワップアービトラージは難しくなってしまいました。
値動きも結構激しいですし、この状態では利益を上げるのは難しいので、数か月単位でトルコリラのスワップアービトラージはお休みの予定です。
代わりになるのが、やはり南アフリカランド、メキシコペソでしょうか。しかし、そこまでのうまみはなさそうな気がしています。早く復活してくれることを祈っています。
こういう時のFX業者の対応は注視しておきたい。
さて、このような状態はいわゆる異常事態だと思いますが、この際のFX業者の対応でも何か見えてくるものがあるのではないでしょうか。
例えば、軒並みFX業者が軒並みスワップを改悪してくる中、従来の水準を保っている場合などは
- スワップを変更しなくても損をする可能性が低い(売り買いの総ポジション量にあまり差がない等)
- スワップ変更の対応が間に合わない。
- 企業努力によって、顧客優位な条件を保ってくれている。
- そもそもスワップを変更する必要がない。(マーケットメーカーなので)
みたいな理由があるのではないかと思っています。
私自身はリクイディティプロバイダーにすべて流すのが最良とも思いませんし、逆にマーケットメーカーが悪いとは思わないです。要はきちんとした条件で素早く約定を通してくれれば、問題ないとも思います。あと、スリッページやスプレッドの異常拡大などはもちろん論外ですが・・・。
この辺りを見ると、それぞれのFX業者さんの立ち位置が見えてくるのではないでしょうか。それぞれの業者をうまく使い分けたいものです。
最後に
さて、今回はスワップアービトラージとFX業者さんについて書いてみました。いかがだったでしょうか。
こんなところからもFX業者さんの対応が見えてくるのではないでしょうか。例えば、国内のサクソバンクなどは一時期スワップレートがきちんと跳ね上がってくれたそうです。1万通貨単位で2000円くらいまで行ったのではないでしょうか。今は普通のレートに戻っているそうですが。こういったところはきちんと見極めていきたいところですね。