EAの種類について(4)シグナルタイプのエントリー・クローズ

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とうとうお盆休みも本日で終わりですね・・・.
アッと言う間で,たくさんやり残したことがありそうで,
何とも言えない気分です.
さて,今回は主にシグナルタイプのEAに焦点を当てて,
そのエントリーとクローズの手法について見てみたいと思います.
まずはエントリー手法ですが,大きく分けて次の2つだと思います.
すなわちトレンドに従うか逆らうかです.
 ①トレンド順張り(トレンドフォロー)
  ・トレンド継続を期待して,トレンドが出ている方向と同方向にエントリーする手法.
  ・当たり前ですが,明確なトレンドが発生している時に有効で,
  ・うまくトレンドを捉えれば,比較的大きめの値幅をとれると思います..
 ②トレンド逆張り(カウンタートレンド)
  ・トレンドが反転すること(又は,行き過ぎたレートが戻ってくること)を
   期待して,現状のトレンドとは逆にエントリーする手法.
  ・多くの場合,レンジ相場の時に有効.
  ・比較的短めの時間軸を使うことが多く,
  ・思惑と逆の値動きをした場合,(トレンドに逆らっているので)損失が大きくなる.
  ・比較的小さな値幅を狙うことが多い.(スキャルピングEAで使用することが多い.)
  
 なお,単に順張り,逆張りというだけではなく,組み合わせて使用する例もあります.
 例えば,最近調子のよいPenguinFXさんのForex WhiteBearは
 長期の順張り,短期の逆張りとのことです.
 (これで長期のトレンド方向にうまく押し目を拾っていくという感じになっています.)
次にクローズの手法についてですが,
次の2つが主に用いられているようです.
 ①利確,損切りポイント固定
  ・エントリーから何pipsでクローズという感じで固定する方法.
  ・利益・損失が固定される.
  ・固定値のため,相場に合わなくなる可能性がある.
 ②シグナルによるクローズ
  ・テクニカル指標などによるシグナルによりクローズする方法.
   なお,ATRなどを使って利確・損切りポイントを決める方法も
   こちら側に入ると思います.
  ・利益・損失は相場次第.
  ・ドテン売買の場合はクローズのシグナルが逆方向へのエントリーのシグナルになる.
スキャルピング系のEAでは利確・損切り固定で
スイング系ではシグナルクローズの印象が強かったのですが,
最近は双方を併用しているパターンが多いように思います.
今回はシグナルタイプのEAのエントリー・クローズを見てみました.
当たり前といえば当たり前のことなのですが,
書いてみると新たな発見もあり,新鮮な感じがしました..
次回はグリッドタイプについて見ていきたいと思います.
また,他にもお気づきの点がありましたら,ご連絡いただけるとありがたいです.
本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました.

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